いつもお世話になっております。ダイヤモンド社『気象のはなし』制作スタッフです。
今週も、先読みキャンペーンの際に皆さんからいただいた「自慢の気象写真」を、荒木健太郎先生からのコメントつきで、ご紹介させていただきたいと思います。(お写真は、荒木先生のXで11/1~11/7に掲載済のものをピックアップしております。)
鮮やかな虹色のハロ! 太陽から視角度22度のハロだけでなく、その外側にちょっと楕円になっている光も見えます。これは外接ハロといい、上部・下部タンジェントアークが繋がってできているものです。かなりレアな空の虹色です。 芥田 武士さん(@takeshi_a2)撮影
美しいマジックアワーの空。 薄明の空が、明るい暖色系から夜を迎える深い群青へと綺麗なグラデーションになっています。薄明の空は晴れていれば日の出前と日の入後の1日2回も出会えます。魔法のような空の風景。 オフトゥンニキ(:3[__]さん(@ikatan2525)撮影
天使の梯子! 曇り空から溢れる光、薄明光線が空にかかると、途端に幻想的な風景になります。太陽高度によって光の色合いも変わり、太陽が高いと色、低くなると暖色が強まります。放射状に広がる光が美しい空の風景を演出しています。 友紀さん撮影
上部タンジェントアーク!
春の早朝に撮影されたもので、太陽が地平線近くにあって、氷でできた雲が空に広がっている状況で22度ハロと上部タンジェントアークの虹色が現れています。V字型のアークが格好良いです。
イノセンメダカさん(@inosenmedaka)撮影
壮大なかなとこ雲!
雲が発達できる限界の高さまで達してそれ以上は上にいけずに横に広がってできるのが「かなとこ雲」です。鍛冶の台に使う鉄床(かなとこ)です。こんな雲を見かけるとレーダーでどこにいるのかすぐチェックしたくなります。
柿沼光太さん撮影
めっちゃ綺麗なダムの虹!
丸山ダムの放流時に撮影されたものだそうです。水飛沫がいい感じに虹を作ってくれています。ダム放流時には落下する水で下降気流ができ、その補償流の上昇気流で発生する瀑布雲に出会えることも。楽しい。
佳(よっしー)さん(@ten0618)撮影
美しい雲と空。
富士山5合目で撮影された風景です。眼下に雲が広がり、ちょこっと飛び出ている雲からは富士山斜面での上昇気流を感じます。高い空は乾燥しているっぽくクリアな青空で、雲と空のコントラストが素敵です。
miki*さん(@mikmik_miki)撮影たくさんのお写真、ありがとうございました!