ラヴァ・モンスター考察
noteでは初めまして、ダイヤです!
僕が1番好きなアトラク、センターオブジアースについてのそこそこ適当な考察をしていっちゃおうと思います(マジ想像の域出ない)。
1.センターオブジアースとは
ジャーニー・トゥ・センター・オブ・ジ・アースとは、東京ディズニーシーのミステリアスアイランドに位置するアトラクションの一つです。コースター系の中でディズニーではトップクラスのスピードが出るアトラクションとして人気を博しています。
2.ラヴァ・モンスターとの邂逅
センターオブジアース乗ると、我々クルーは地底を探検し、洞窟の中で美しくも屈強で、恐ろしい巨大な謎の生物、ラヴァ・モンスター(以下略ラヴァモン)に出会います。ラヴァモンは、見るからに節足動物!な雰囲気ですよね。しかし、そもそもあんなに大きな節足動物っているの?と思いませんか?クソでかい節足動物とか、はっきり言ってキモいですよね(かわいい)。
僕は生きている節足動物は気持ち悪くてかわいいとは思えませんが、絶滅動物なら無限にかわいいと思えるし、ラヴァモンも実際その照準です。今回は、このラヴァモンについてお話ししていければなと思います。
※尚、ラヴァ・モンスターはセンターオブジアースの元ネタであるジュール・ヴェルヌの「地底探検」には登場しない、東京ディズニーシーのオリジナルキャラクターであり、正式名称は発表されていません。ラーヴァ・モンスターなど、表記揺れがあります。
3.酸素濃度と巨大生物たち
太古の昔、地球上には巨大な節足動物が多く生息していました。特にカンブリア紀には水棲節足動物が、石炭紀には陸棲節足動物が巨大に進化し、繁栄していました。
なぜ、節足動物が巨大化したのか?それは案外簡単な話です。その昔、地球上は酸素濃度が今よりかなり高い時代がありました。
酸素濃度と生物巨大化にはある程度因果関係があるとされています(特に節足動物ではそれが顕著)(恐竜などもその例として挙げられることが多い)。
その因果関係の理由としては、酸素濃度が高いと活動に必要な酸素が豊富で体を大きくしやすいことと、酸素がある種毒という特性を持ち合わせていることが挙げられます。
また、特に節足動物が繁栄した時代は多くの生き物が繁栄したために食料が豊富だったとも言えます。
このことから、酸素濃度が高いと生物が大きくなる傾向にあること(少々説明が荒いですが、文献は沢山あるので是非ご覧になってみてください!)が納得いただけると思います(酸素が毒の話は有名なので割愛) 。
じゃあ例えばどんなのー?というと、水棲節足動物なら代表格はアノマロカリス(カンブリア紀)です。アノマロカリスは1〜2mくらいです。また、ウミサソリ(オルドビス紀)と呼ばれる水棲節足動物も1〜2mくらいの最大種がいたとされています。
陸棲節足動物なら代表格はアースロプレウラ(石炭紀〜ペルム紀)。こちらは2mを超えたとか。
ほんじゃま、現実的にラヴァモンの大きさどうなのって話をしていきます。
………いや、ごめんなさい、あの、ラヴァモンの大きさわからんねん!!!!!!
はっきり言ってにわかすぎてよくわからん。でも結構大きいのはわかる。3〜4mはあるやろ!?ってつもりで話を続けます。
現実的にあのレベルの大きさは無理です。バッサリ言います。
まぁ仮に1〜2mでも無理なもんは無理だと思います。だってあそこは二酸化炭素濃度は高そうだし、酸素濃度は低そうな地底です。普通地中って、光合成もできないし酸素を生み出すのは無理なんです。しかも微生物がむしろ酸素を食い潰してる可能性すら大きい。普通は生物が巨大化するほど酸素濃度が高いなんてあり得ません。ガチであそこはどこと比べても酸素濃度低そうですよ!!
いやしかしわかりません、もしかしたらあの手前にあるキノコたちがなんかよーわからん機構で酸素を放出している可能性が、、、、あるか?いや、ないな。普通キノコみたいな菌類は葉緑体を持ちませんから。ラヴァモンが生まれるような酸素濃度が高い世界は地底に存在するわけないんです。
4.タイムスケールと過酷な環境
でもそんなこと言ったら深海に住む現生の巨大生物はなんなんだ!って話になるんですが、例えばニシオンデンザメの例を取り上げます。
このサメ、長寿サメとして知られてるんですが深海で4〜7mくらいにはなるんですね。深海なんてそれこそ酸素ないやん!ってなりますよね。てか深海生物ならダイオウイカも巨大やん?
じゃあなぜ深海では生物は巨大化するのか?これ、また別の理由なんです。
まずタイムスケールが光を浴びる生物とは結構違くて、寿命が長くてゆっくりなんです。だからこそゆっくりと超大きくなっていきます。
それに加えて、乏しい資源で生きていかなければならないので栄養を蓄える必要があるんです。まぁね、、、地中もそりゃ光浴びんしタイムスケールが地上とは違うし資源は乏しいといえど、ラヴァモンちゃん機敏な動きするやん、、、、?ゆっくりなのはシス調のときとかやん()
だからちょっとこれも違うんですよね、多分(更に言えば深海生物は水圧も大きくかかってるし)。
ちなみに深海って思ったより酸素濃度が低くないところもあるらしい(それは専門家じゃないからよくわからんけど)。
でも寧ろ、ラヴァモンはタイムスケールが遅く長めで、資源が乏しい環境にいるからこそあの大きさな可能性はあるというか、これこそがあの大きさの理由なのかもしれません(主張ブレブレ)。
ちなみにネモ船長が考えた小さい卵の中の子ラヴァモンの絵が見られる訳だけど、あそこからかなりの時間をかけて大きくなってるってことになりますね。この考察だと。
5.ラヴァモンは何者なのか
じゃああいつは一体なにもんなのかって話しましょっか!本題ですね!
見た目はアースロプレウラ(巨大むかで:やすでの方が近縁)から進化したって言っても納得ではあります。さそりっぽさもありますし、さそりから進化したとしても可能性は高そうです。感想にも強そうな見た目してるし。でも、ウミサソリっぽさもありますよね(ウミサソリは蜘蛛やさそりの祖先的な立ち位置)。どちらにせよ、古代生物の生き残り進化的な側面が強そうです。
複眼2つに単眼3つとか書いてあるサイトもありますけど、正直よくわかりません。まぁ見るからに複眼は間違いなくありますけどね。
そもそも何者なのかは肉食なのか草食なのかにかなり依存するところでもあります(見た目は肉食よね)。
でも巨大やすでのアースロプレウラは草食ですし、人は見た目によらないわけです。
肉食ならウミサソリ、草食ならアースロプレウラの進化でいいじゃね?(適当)あ、そんな適当許されませんか失敬失敬。
正直あの地下空間では雑食であるのが効率的に思えます。きのこも食べるし、動物も食べる。うん、あり得ます。キノコを頬張るラヴァモンちゃんって想像しただけで可愛くないですか?え?かわいくない?あ、さいですか、、、、。
まぁ、結論的には雑食が1番可能性は高そうです。スカベンジャー的な立ち位置の可能性も全然ありますし。
センターに出てくるラヴァモンちゃんがメスらしいって話は調べてて出てきたんですが、ウチらクルーに襲ってこようとしたのってそれだと捕食より卵を守るための可能性が高いから、食生活に関してはなんとも言えんのですよね。
話がそれました、じゃあ結局ぼくがラヴァモンちゃんは何者なのか結論つけるか気になると思うのでお話しします。ラヴァモンちゃん、おそらく古生物が進化した「生きる化石」のようなものなわけです。
しかも、周りの生態系が地上とは切り離されているので所謂「ガラパゴス化(ビジネス用語)」みたいな現象が起きているはずです。つまり、周りの生物たちも同時期に地上から隔絶されたと考えるのがあくまで「妥当」とぼくは考えます!(まぁ異論ある人はいると思いますが)
つまり、あそこにはスケンクってもふもふがいらっしゃるらしいんですよ??あれ四足歩行で、まぁどう考えても爬虫類か哺乳綱な訳です。まぁ、、、おおよそ爬虫類と考えられるわけです。
知られてる中で1番古い爬虫類はおおよそ3億年前から地球上に存在するわけで、石炭紀後期くらいからの話なわけです。石炭紀後期〜ペルム紀ら辺まで絶滅していなかったのって、アースロプレウラなんですよ。このことからラヴァモンちゃんが地上の生態系から切り離された時期もこの3億年前くらいな可能性が高いというわけです。
つまりラヴァモンちゃん、やっぱむかでとかやすで、さそり系統な可能性が高いはずです。僕は古生物学すこーしかじった一般人で、ディズニーに踏み込んだのも最近なのでこれ以上考えられませんが、、、🙄
ファクトチェックも難しいので、お遊び半分で聴いてくださると助かりますね。
6.とりあえずまとめ
ラヴァモンは
・長くて遅めのタイムスケールで生きている
・過酷な環境下で栄養を蓄えるために巨大化
・起源は石炭紀後期周辺の節足動物
・雜食(アースロプレウラが原種ならば草食である可能性も)
何度も言うけど、まだまだディズニー界隈に足を踏み入れたばっかの一般人の考察なんで結構抜けがあるに決まってます。
でもこうだったら面白いなって思ってます!
少しでも面白いと思ってもらえたら、ぜひ教えてください!
てか、イマジニアたちよ!真実を教えてくれー!!!(泣)
ここまで読んでくれてあー㌧❣️
なんかこれこうじゃない?みたいなのありましたら気軽に教えてください!