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闇を包む青-サマータイムレンダ-


暑中お見舞い申し上げます。
厳しい暑さの毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今年も例年以上の猛暑とのこと、先が思いやられますね。
そちらもくれぐれもご自愛くださいませ。




「暑中見舞い 例文」と12月半ばにGoogleで検索したのはきっと僕だけでしょう。

皆さんこんばんは、ダです。



11日おきにくるこの日を楽しみにしている自分と憂鬱になりながらnoteをシコシコ書いている自分がいます。


サマータイムレンダについて



今回は「サマータイムレンダ」について書きます。
この作品は以前ジャンプ+にて連載されていた作品で、今年の4月からアニメの放送が始まりました。



僕は元々原作を読んでいたのですが、先日各種サブスクで配信がスタートしたためアニメでも全話視聴しました。
(以前まではDisney+独占配信だった)

このnoteも最終話を見た約1時間後に書いています。



ちなみになんですけど、乃木坂46 5期生の岡本姫奈ちゃんもブログで絶賛していたので、是非読んでみてください。(#hinadaniblog)


https://www.nogizaka46.com/s/n46/diary/detail/100944?ima=3828

もはやこのnoteは彼女の語彙力を補完するために存在しているのかもしれない。

ストーリー



じゃあこの作品がどんな作品なのか。
まぁタイトルにサマーって入ってる時点で夏なんだろうなって感じだと思います。




まず、舞台となるのは和歌山県にある小さな島「日都ヶ島」。
東京で暮らす主人公の慎平は、海難事故で死んだ幼馴染である潮の葬儀のために、故郷である島へと帰ることに。
慎平の故郷である日都ヶ島には「影の病」という風土病の言い伝えがあった。それは『島には自分にそっくりな影が存在し、影を見たものは死ぬ。』というもの。
そして事故死をしたはずの潮にも他殺の可能性が存在し、これを疑問に思った慎平は島を調査することに。

調査の最中に命を落とす慎平は、何故か島に帰る途中の船の中で目を覚ます。



というのが大きなあらすじ。


イメージとしては、


小さな離島を舞台に「潮の死」と「影の病」、「タイムリープ」を巡ったSFサスペンスストーリー

です。


魅力



そんなサマータイムレンダですが、どんな魅力があるのか。

なぜ岡本姫奈があれほどオススメするのか。


自分なりに考えた結果、その魅力は皆んなが知っている名作から感じる魅力に近いものでした。
別に似ているとかではないけど、自分の中で腑に落ちたところであり、みんなにも伝わりやすいかなと思ったので書こうと思います。

①俯瞰

まずは主人公・慎平の大きな特徴である「俯瞰」です。慎平には、物事を俯瞰して考える癖があります。

ここで、アニメを観ている人と同じ視点に寄り添って慎平の心理描写が描かれるのはかなり面白いなと感じます。



また、俯瞰の表現の仕方にも特徴があります。暗い空間に慎平だけが現れ、その後ろに慎平のオーラが自分自身を見ています。


物語の構造としても、表現方法としてもここは上手だし丁寧なのではないかな?と思います。


②未知

今回の作品は「影の病」という未知の存在との戦いが大きなテーマです。
そして舞台は小さな離島。

これ、どこかで見たことある気がしませんか?
そう、「進撃の巨人」なんです。

大きな構成が進撃と全く同じなんですね。

進撃のサスペンス性が好きな人には刺さると思います。

③青さ


「影」という得体のしれないものと戦う作品。
それなのに、全体を通して青いんですよね。
タイムリープものだから、何回も死ぬし常に絶望と隣り合わせ。
それでも、作品として全面に出てくるのは空と海の鮮やかな青。
それは、夏という特別な時間がそうさせているのか、それともまだ若い彼らが奮闘している姿に感じているのか。



まとめ


以上です。

サマータイムレンダには、普及の名作に近いようなサスペンス的なフォーマットも残しつつ、
「鮮やか青と仄見える闇」を最大限に表現した名作だと思います。

サマータイムレンダ、見てみてください。

P.S. #hinadaniblog も見てみてください。

おかもとぉぉぉぉぉ

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