「第2波」への備えを考える
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自粛解除になって1ヶ月。だが、2020年秋冬に第2波が来る、と言われている。もちろん来ないかも知れない。来ないことを望みたい。だが、来る可能性はあります。100年前のスペイン風邪は、2波、3波が来た。今回、来ないとなぜ言えるのだろうか?
100年前は、2度にわたって、大きな波が襲っています。この再来になるのでは?なってしまったら、命はもとより、経済的なダメージは今回以上の補助金や給付金などが期待できないから、もう不況が悪化してしまうに違いない、と不安を覚えてしまいます。
1、スペイン風邪とCOVID−19との世界的流行の比較
東京都健康安全研究センターさんが2005年にレポートを出してくれているので、それを見ると、100年前、私たちの先人たちがウィルスに直面し、苦労された痕を知ることができる。
1918年から1920年に流行したスペインかぜは,全世界で患者数約6億人で,2,000万から4,000万人が死亡したとされている.
一方で、COVID−19は、6月28日現在、全世界で患者数10,012,244人で、死者数499,342人。(ジョンズ・ホプキンス調べ)患者数も死者数も大きく下回っています。
2、わが国におけるスペイン風邪とCOVIDー19流行比較
わが国の場合、スペイン風邪による死亡者数と患者数推移は次のとおりでした。
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