5月25日 知識労働の成果
おはようございます。昨日の続きです。
#ドラッカー #365の金言 #5月25日 #知識労働の成果 #科学の知識の向上は科学者にとっては成果であっても企業にとっては意味がないことがありうる 。
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のテーマ:知識労働の成果
今日のアクションポイント:
#あなたのポストにとっての成果を明らかにしてください 。 #あなたの組織があなたのポストの成果としているものと調整してください 。
Defining the task makes it possible to define what the results of a given task should be. ( Deepl和訳) タスクを定義することで、与えられたタスクの結果がどうあるべきかを定義することができます。(ドラッカー)
多分、多くの働く人たちが最も悩んでいるのは、経営陣やマネージャーからタスク定義されないからこそ発生する問題点が多いことではないでしょうか。
「全部やれ」みたいな。。。仕事が複雑になっていて、おまけに少人数で業務量は増加中。成果の定義が曖昧なため、アウトソーシングもままならない。
そんな状況にあるのでは?
つまり、今日言われている「個々の労働者に対して、あなたが上げるべき成果」を明確に定義されておらず、助け合い、という「甘え」の中で振られてきた仕事をこなす、というスタイルになってしまっているからこそ、あれも担当、これも担当、と業務範囲が定まらず、責任範囲も定まらない。
でもって、成果出せって言われても、と戸惑うばかり。何を成果とすべきか、について、知識労働者(ナレッジワーカー)と経営陣との間での折り合いがついていないのではないでしょうか。
紹介されている百貨店ばかりでなく、自動車販売や住宅販売についても同じことが言えると思いますし、コンサル先では、常にこの議論をしてからでないと、色々とままなりません。
「要は、どっちなんだ?」と。経営陣が腰が据わっていないと、「両方だ、だからコンサルを頼んでいるんだ!」なんてキレられても、これは骨太の経営判断、責任回避を経営陣がしてはならないのです。
a) 1回の取引で最大の売上を目指すのか、
それとも
b) 1人の顧客で最大の売上を目指すのか
a) か b)か、部長どっちなんですか?
と聞くと、、、「どっちもだ」という話。
そこを決めてくれないから、組織が困っているわけです。現場の1つ上のレイヤーは経営幹部マターです。ここを現場が個別判断すると、「あいつは勝手にやってる」とはしご外しを喰らうこと、何度も経験して分かっているのです。だから、どっちなのか、言質を取るまで行動できません。ただ、ノルマの数字を部下に与えるだけではうまくいきません。
というわけで、今日も有料NOTEを読んで
やっていきましょう。