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1月22日 1つの側面としての経済

#ドラッカー365の金言 #1月22日 #1つの側面としての経済 #ケインズは財の動きに関心を持ち私は人の行動に関心をもった #決定を行うときには最後の30分を割いて顧客や社員への影響を検討し尽くしたことを確認してください

昨日は利益について、そして、今日は経済について博士は語っています。

ベルトルト・ブレヒトが言ったように「胃袋があって道徳がある」

ドラッカー博士にとって経済とは胃袋をいっぱいにすることのようです。

経済は絶対的な決定要因ではなく、制約要因に過ぎない。経済的な欲求や満足は、重要であっても絶対ではない。そして何よりも、経済活動、経済機関、経済合理性は、それ自体が目的ではなく、非経済的な目的のための手段に過ぎない。

ここ大事なとこです。目的と手段を履き違える、或いは、勘違いする。或いは、勘違いするよう洗脳されてきたことに、我々はそろそろ気づかなくちゃならないと思います。

というのも、今世界中がコロナ禍の中にあります。順調だった経済が、グローバルな往来が途絶え、その影響が巡り巡って、どの産業も苦しくなっている、という現象が起こっている。野菜や卵、お酒、養殖の鯛、ぶり、ふぐ、比内地鶏なども余っている。ものあまり、という現象も顕在化してきた。

腹一杯食べる、胃袋をふくらませて、はじめて、道徳のことが考えられるからこそ、まずは腹一杯食べられる幸福に感謝しなくてはと思います。そして、腹一杯誰もが食べられない、という事実にも思いを馳せることも日本に住む我々は感じつつ、今日の糧を頂いたら、昨日とはまた違った風に見えてくることでしょう。

そして、人はパンのみに生きるにあらず。あえて「非経済的」と表現するドラッカー博士は、人生の目的と手段を混同してはならない、と教えてくれているようです。

今日もやっていきましょう。マガジンもやってます。




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