三流サラリーマンの出世への手引き書 上司に教師役を求めてはいけない。 新人編第15話
わたしが学生の時には授業料を支払って教えてもらうことが当たり前でした。
お金を払う対価として知識や情報を手に入れることが出来るし、知識や情報がいらなければお金は払うけど手に入れなくてもよい選択権を持っていました。
学校を卒業して企業に就職すると勝手が大きく違ってきます。企業ではお金をもらって教えてもらえるのです。
ただし、拒否権はありません。
また、教えられたことは必ず覚えなければなりません。企業側はあなたが期待に応えてくれるであろうと信じて採用し実績も上げていないあなたに先行投資で給与を支払っています。
それを当たり前だと思わないでください。
企業側はあなたに見返りを求めています。それが、「挨拶の仕方やモノの言い方などの立ち振る舞い方」であったり「ミッション・目標の達成度」だったりします。
これが前回の「信用を得る」ことにつながります。
社会においては与えたモノ以上のモノは帰ってきません。
だから信用を貯めて大きく与えることが大切です。