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【福岡→愛媛】鶴野怜樹選手に期待すること
アビスパ福岡でプロデビューを果たしたFW鶴野選手。
2025シーズン、アビスパ福岡から愛媛へ期限付き移籍となりました。
2024シーズンの鶴野選手の活躍をもとに、2025シーズンさらなる飛躍を遂げるために鶴野選手に期待することをまとめていきます。
2024シーズンを振り返って
シーズン成績(リーグ戦/ルヴァン杯)
Jリーグ公式が公開している成績は以下のとおり。
※リーグ戦およびルヴァン杯のみ記載
実績・能力に秀でた外国籍FWとの競争があるなかで、限られた出場機会となりました。
リーグ戦での出場時間の最長は、新潟戦の73分。出場12試合の6試合が10分未満であり、短い時間で仕事をする難しさがありました。ゴール数はゼロ、シュート本数も2本とFWとしても悔しさの残るシーズンでした。
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天皇杯
2回戦ではPKを決める活躍でした。
続く3回戦では2025年に所属することになる愛媛FCとの一戦。
結果は0-2で敗戦。82分からの出場でしたが、結果につなげることはできませんでした。
鶴野選手自身の課題認識
監督からは「(凡)ミスを減らす」ことをよく言われていたようです。
長谷部監督(当時)の鶴野選手評
監督コメントからも"選手としての成長"を期待していると感じられます。
・よく見て考えて、守備をどうすればチームが助かるか実行していた
・シンプルに凡ミスが減り、ミスをしても取り返そうとしている
シャハブ選手の期待
天皇杯2回戦、シャハブ選手が鶴野選手にPKキッカーを譲った場面。
そのときの理由を語っていました。
・すべてのチームメイト、特にストライカーがハッピーでいること
・自信を取り戻すことがストライカーにとってはすごく大事
・まだ若い選手だし、彼のことが好きですし、すごく良い選手
・彼のことを助けたい。有望な未来が待っていると思うので、PKを勧めた
私が試合を観て感じていたこと
限られた出場時間の中でも、"らしさ"を発揮する場面があり、その姿を長くみたいというところで、大きな期待を寄せています。
また、大事な場面(決定的な場面)でのちょっとしたミス(トラップが大きくなったり、シュートタイミングを逃したり)もあり、その点の課題を感じることもありました。
11月(vs柏)
・仲間の選手がシュートを打つことを予測し、ゴール前に詰める良い準備。
・予測して動き出しをできていたのは鶴野選手のみ。継続してほしい。
・スピード+球際の強さ(気持ちを含めて)が見えてきた。
・決勝点につながるFK獲得も鶴野選手のチャレンジから生まれたもの。
・もっと図太くて良い、どんどん良さを出してほしい。
8月(vs新潟)
・相手ゴールに迫るところの縦の意識・フィニッシュへの意識が良い
・ちょっとしたボールの置き所、相手との駆け引きの質が今後の課題
・プレーの判断は良くなっている
・再現性を高めてモノにしてほしい
2025シーズンへの期待
25シーズンは愛媛の一員としてJ2を舞台に闘います。
私が鶴野選手に期待することは大きく3つです。
1. 相手ゴールに迫る、縦の意識とフィニッシュへの意識を高くすること
2. チームの勝利、得点、チャンス創出に絡み続けること
3. プレーの成功回数を増やすこと、ミスを減らすこと
仲間の良いパスを引き出し、自らチャンスを創り出し、それを仕留める。
スピード(緩急)、相手との駆け引き、チャレンジをし続けてほしいです。
まとめ
愛媛では15番を背負い、チームのために・自分自身のために力の限り闘ってほしい、そして多くの結果を残して選手としての高みを目指してほしいと感じます。ファイト怜樹!!
愛媛FCという素晴らしいクラブでプレーできることを嬉しく思います。
愛媛FCの勝利に貢献できるように、頑張ります!
以上、ご覧いただきありがとうございました!