132日目(フォーエバー半田屋)
つい先日、東バイパスを車で走ってると貧乏人の胃袋を安価で満たしてくれる半田屋が店を閉めてて「マジかっ!」と駐車場に進入、入り口に何やら張り紙が貼ってあったので見ようと思ったが、同じく半田屋が閉まっているのに異変を感じたであろうオッサンが店の前に立ち尽くして張り紙を見れなかった。
A4の紙に書かれた文字をオッサンから数メートル離れた状態で目をこらして見てみると「リニューアル」という文字だけ確認できた。
そうか、店内も変な匂いしてたし経年劣化も進んでいたから店舗改装してリニューアルするんだなと、張り紙の全容を見ずにその場を去った。
店の前に立ち尽くしていたオッサンは僕が立ち去る時でもまだ動こうとしていなかった。
そして今日。
東バイパスを西から東へ車を運転していると半田屋があるべき場所に半田屋が無かったのだ!正確に言うと半田屋の看板が「ときわ食堂」になっていたのだ。
先日オッサンが行手を阻んで見れなかった張り紙の正体は半田屋からときわ食堂へリニューアルという文言であったのだ。
ときわ食堂といえば常盤街にある食堂で、場所柄もあってか半田屋とよく似た客層の低価格の食堂だ。ただ、半田屋と違って無数にある惣菜やオカズをチョイスしていくものではなく、メニューから選んで料理ができたら取りに行くスタイルの店だ。
つい先日も、ここのランチ(500円)を食べたところだ。
見ての通り値段相応のゲトーな見てくれだが、意外とここのラーゲは好きなタイプのラーゲだ。
だがしかし、東バイパスに今週日曜リニューアルオーペンするという店舗はどういう形態になるのだろうか。
半田屋スタイルそのままなら問題はないのだが、常盤街のような店舗スタイルなら残念でならない。
先月末、謎の発熱から復帰の兆しが見え食欲も回復してきた頃の半田屋飯がこちら。
わずかワンコインでこんなに品数もあってヘルシーな食事が摂れるのは独りもんにとってはありがたいのだ。
量は多いはずなのにあまり食った気がしない白飯ではあるが、それを補って余りある魅力的なオカズが半田屋には多数あったのだ。
その日のフィーリンによって取るオカズも変わり、時にはカレーだけで済ますこともあり、その選択肢は無限大であると言わざるを得ない。
運命の日は日曜だ。
果たして半田屋の意思を残す理想的なリニューアルオーペンとなるのか、半田屋の残り香すら消し去る残念な結果となるのか。
陰ながらハンダヤーであった僕としてはそれを体感しに行かなければならないのだ。