記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

プライマーは何故「本日の予定」の日に攻めてしまったのか


※このnoteにはEDF5およびEDF6のネタバレが含まれています、ご注意ください

EDF5ミッション01「本日の予定」は
主人公がベース228に仕事で訪れる日で市民交流目的の基地見学ツアーが開催される日程である。

この日にプライマーは人類に対して侵略を開始する…してしまう。
プレイヤー目線では一騎当千の主人公がいる日に攻めてきてしまった哀れな侵略者に見えるのでプライマー最大のミスの内の一つに挙げられる。

しかし既プレイのEDF隊員ならこうは思わないだろうか?
プライマーやつらは間抜けだが馬鹿ではない」
実際に作中ではプレイヤーが一騎当千の活躍を見せてなお、ゲーム序盤から終盤にかけて終始プライマー優勢でストーリーは進んで行く、そんな彼らが考えも無しに「本日の予定」の日に侵略を開始したのであろうか?当然筆者の考えは否である。


それでは何故プライマーは

「本日の予定」の日に侵略を開始したのであろうか?


端的に言うとプライマー側に都合が良い日だっただけであると推測できる、その根拠をいくつか箇条書きにする。

  • 1.基地見学ツアーが開催される日程である。

    • 飛行ショー開催や普段と違う業務に外部から警備員、整備士、運搬員を呼ぶ必要があり、市民と合わせて護衛対象が増える。

    • 軍曹の行動を見るに開戦までEDFの非常時の行動指針は民間人の保護および護衛を最優先としているためそちらに人員を割く必要があり、迎撃に回る戦力が低下する。

  • 2.見学者向けに基地外部に無人のビークルが展示される。

    • 一般市民が基地に見学に来るため安全の為に戦車とビークルにロックが掛けられる、これによりビークルを使用するには起動シークエンスが必要となり多くのビークルを起動前に破壊可能になる。

      • テレポーションシップの材質形状から考えてEDF5より前のプライマーは空軍及び海軍に大苦戦していると推測される為それらに類似するビークルを危険視した、もしくは既に苦戦した後なので早期破壊したと考えられる。

  • 3.上記2つを満たすことで最低限の戦力で基地を制圧しエルギヌス及びアーケルス運用に当たって厄介なバルガの戦力化を遅れさせられる。

    • エルギヌスとアーケルスは適当に放置しておくだけで人類に大打撃を与えられる強力なユニットなのでそれに対抗しうる数少ない手段を封じるのは当然だろう。

      • EDF5以前の周回でストーム1以外にもダン少尉がバルガでエルギヌスをボコボコにしていた可能性もある。

上記がプライマーが「本日の予定」の日に攻め込んだ理由であり、おそらくはリングによって未来の自分たちからもたらされる情報に「非常に効果的な作戦」として伝えられているのであろう。
実際EDF5で活躍して以降EDF9になるまではこの作戦によってバルガは封殺されていたのだから戦略上効果的であることは間違いない。
(筆者の感想です)




ストーム1さえそこに居なければ。

まさかプライマーも何度も成功している初動の作戦に雌伏の時を
待つ戦士が紛れているとは夢にも思わなかったであろう。
楽勝で制圧出来るはずの基地から憎き黄色い巨人が現れ、
アンカー全てを易々と叩き折る姿を見るまでは。