米国株:相場日誌 #91 大統領選挙の予想状況(更新)
昨日は日曜日のため市場が休場であったことを踏まえ、米国大統領選の最新の情報を発信します。
本日のプレマーケットでは、DJTは、約8%の上昇を記録しています。
過去の経験則(2回)から、プレマーケットでの急激な上昇は、本場開始後に大幅な下落に転じるケースが散見されており、現状の動きには慎重な見方をしています。
トランプ氏の優勢が強まっていることを受けて関連銘柄が上昇しているという単純な図式で捉えたいところですが、市場の動きはより複雑な要因が絡んでいるかもしれません。
以下、5:30(米国時間)時点での状況です。
予測(賭け)市場のReal Clear Pollingが発表した最新の選挙予測は以下の通り:
大統領選挙の全体予測では、トランプ氏が+24ポイントのリードで更に差を広げ、トランプの勝利予想数が増えた。
主要メディア14社による世論調査では、これまでハリス氏優勢だった結果が逆転し、トランプ氏が+1ポイントのリード。メディアの調査においてもトランプ氏が優位に立ち始めていることを示唆。
激戦州(スウィングステート)7州における予測では、トランプ氏が+0.9ポイントのリードを維持しており、トランプの勝利予想数がさらに増えた。
別の予測(賭け)市場のPolymarketでは、トランプ氏が+33.1ポイントという大きなリードを示しており、トランプの勝利予想数がさらに増えた。
統計分析サイトFiveThirtyEightでは、依然としてハリス氏が+1.4ポイントのリードを保っているものの、直近ではハリス氏が少し押し返した。
まとめると、1)賭けサイトでは、トランプ優勢とする予想が更に増えていて、2)メディアの世論調査では、ハリス優勢だったが、差が縮まってきている。
本日は以上です。
それでは、皆さんも良い一日をお過ごしください!