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米国株:相場日誌 #164 機関投資家の買いが入るも、上値が重い、様子見継続

昨日の米国株取引の結果は、0ドルでした。


2025年2月の成績:

2/3 +802.32

2/4 +103.23

2/5 +204.03

2/6 +1023.22

2/7 +62.01

2/10 +1912.05

2/11 0

2/12 0

2/14 +532.02

2/18 -50.89

2/19 0

2/20 0

合計:+4587.99


2025年の成績:

1月: +3717.08


2024年の成績:

6月: +32.93

7月: +4,280.07

8月: +24,544.79

9月: +5,106.44

10月:+10,174.1

11月: +6,271.90

12月: +1,065.67

合計:+51,475.9


Russell2000は取引開始直後から大幅な下落を見せ、その後緩やかな回復基調となったものの、前日終値までは戻りきれず、1%安で取引を終えました。

小型株の指数の沿ったトレード方針を継続していたため、前日に続き、本日も新規ポジションの構築を見送る判断となりました。

NAAIMインデックスでは2月19日時点で機関投資家の買い姿勢が強まっている(91.5)ものの、直近数日間の機関投資家の動向は当該数値には反映されていない状況です。

また、S&P 500銘柄における長期市場幅が上昇トレンドを維持していることは、市場にとって好材料だと判断しています。

S&P指数は史上最高値を更新したものの、上値の重い展開が続いているため、中期的な投資に関しては、引き続き様子見のスタンスを維持していく方針です。


相場は、以下のような状況です。

2年国債と10年国債の金利差は、ゼロ以上を維持し(0.22)、逆イールド解消状態は続いていて、長期的には景気減速の兆候が続いていることを示唆。

サーム・ルールの点灯は解除(0.37)されたままで、長期的に景気後退入りするリスクが減少していることを示唆。

長期10年債利回りは比較的高い水準(4.53)で留まっている。

S&Pの株式益回り(Equity Risk Premium)はマイナス値(-0.40%)で、現在は、S&P500が10年債に比べて魅力的な投資対象ではないことを示唆。

各指標(NASDAQ, S&P, DOW, Russell2000)は、全てマイナスで引けて、昨日は全体的に売りが優勢だったことを示唆。

セクター別の株価では、7セクターがマイナス、4セクターがプラスで引けて、セクター別でも売りが優勢な相場でした。

VIX(恐怖指数)は、閾値の20以下で推移し(15.6)、昨日は市場不安が強くなかったことを示唆。

CNNのFear & Greed Indexは、「中立(45)」領域で推移し、昨日は市場参加者の恐怖感情が低かったことを示唆。

市場全体のプットとコールの比率は、やや強気(0.75)で、昨日の取引では、投資家がやや強気だったことを示唆。

個別株のプット・コールの比率は、やや強気(0.59)で、昨日の取引では、個別株に対して上昇余地を見込む投資家が多かったことを示唆。

S&P 500 銘柄の市場幅は、200日の移動平均線は60を超え(61.03)、50日線は50以上を維持し(57.85)、長期的なトレンドは強気に切り替わり短期では少し上昇の勢いがあることを示唆。

まとめると、これらのデータから、短期的には市場参加者の不安が低くなり、少し上向きの勢いがあり、長期的なトレンドも強気に切り替わり始めている状況、とみています。

また、市場参加者にとって、現在のS&Pの価値は債券に比べて魅力が低いため、S&P 500 は投資妙味に乏しい状況です。


今日の相場格言:

理解できないビジネスには決して投資するな。

  — ウォーレン・バフェット

意味:

  • 投資する企業やビジネスモデルについて十分に理解しないまま資金を投入することは、大きなリスクを伴う。

  • 複雑すぎるビジネスや自分の専門外の分野には手を出さず、シンプルで理解しやすい投資先を選ぶことがリスクを下げる。

  • ウォーレン・バフェットは、バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOであり、長期的な価値投資の代表的な存在。合理的でシンプルな投資哲学に基づき、世界有数の富豪として「オマハの賢人」と呼ばれている。

感想:

  • たしかに、企業への理解が浅いまま投資をすると、適切な損切りのタイミングを判断できなくなるため、この考え方には納得できます。


本日は以上です。

それでは皆さん、良い一日をお過ごしください!

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