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相場日誌 #81 眺めるだけの下降相場

昨日の米国株取引の結果は、0ドルでした。

10月の成績:
10/2 +46.32
10/3 -102.34
10/4 +3,673.24
10/7 -48.25
10/8 +271.11
10/9 +116.53
10/10 +223.23
10/11 -45.68
10/14 +4,754.59
10/15 0
合計:+8888.75

今年の成績:
6月:+32.93
7月:+4280.07
8月:+24544.79
9月:+5106.4434

昨日も、長めのスキャルピング手法でトレードをしました。

ASMLの決算発表を受け、半導体銘柄全体が大幅に下落。

これに連動して、NASDAQなどの指数も急落する展開となりました。

市場はプレマーケットで上昇したものの、本取引開始後は下落しレンジ相場に入りました。

その後、急激な下落が続き、私のスキルでは安全にデイトレードを行うには困難な状況でした。

結果として、トレードは控え、一日中チャートを観察するにとどまりました。

収益はありませんでしたが、不利な市況下でのエントリーを避けられたことは、トレード(我慢力)が少し進歩したと感じています。


相場は、以下のような状況です。

2年国債と10年国債の金利差は、ゼロよりも上で(0.08)逆イールド解消状態をつづけ、長期的には景気減速の兆候が続いていることを示唆。

サーム・ルールは、ギリギリ点灯し続け(0.50)ており、長期的には景気減速の兆候が続いていることを示唆。

各指標(NASDAQ, S&P, DOW, Russell2000)は、Russell以外は、すべてマイナスで引けて、昨日は売りが強かったことを示唆。

セクター別の株価では、不動産や生活必需品株など以外の全てのセクターが下降して、市場全体が弱気傾向だったことを示唆。

VIX(恐怖指数)は、閾値の20を続けて上回り(20.76)、短期的な市場不安が高いことを示唆。

CNNのFear & Greed Indexは、「極めて貪欲(69)」領域に戻り、短期的に投資家が買い気運であることを示唆。

S&P 500 銘柄の市場幅は、50日、200日の双方の移動平均線で80付近を維持し、短期的には上昇機運であることを示唆。

まとめると、これらのデータから、短期的には市場の不安が高まり、弱含みの買い状態で中長期的には景気減速が示唆される状況が続いている、とみています。

すごく底支えが弱い相場だと感じています。

半導体の主要銘柄(NVIDIA、TSM)で悪い決算が出たり、悪い経済指標が出ると、大きな下落をするように見えます。

どちらというと、「調整のための下げ材料を待っている」状態だと感じるので、今は長期で入るのが怖すぎますが、もうそろそろ恐る恐る小さく買い始めようかと思っています。

本日は以上です。

それでは、皆さんも良い一日をお過ごしください!


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