要領が悪くて何が悪い
このnoteは要領が悪いと思っている人のもが対象
みなさん、要領が悪いと思います。テーマの通りで要領が悪くて何が悪いという話です。具体的に今から書いていきます。ここで取り上げるのは時間的損失と能力的損失
要領が悪いという定義
そもそも、要領が悪いというのは誰が決めた定義なのか。
これは要領が良い人が決めている定義ではないだろうか。
つまり、この時点で要領の良い人が決めている定義なので、要領が悪い人には不利な定義です。
要領が悪いという解釈
上記で述べた通り、定義は良い人が決めているのではないかということです。次に、解釈です。
要領が悪い=全体像は把握している
具体例を挙げて説明します。
まず、1~10番まで番号を割り振られたボールがあります。ここから2番と5番のボールを取ってください。という問題があったとします。
要領が良い人は2番と5番を探します。
一方で要領の悪い人は1~10番までボールを確認した後、2番と5番を探すとういう方法を取ると思います。
前者の方は効率が良い代わりに全体像は把握しない。
後者の方は効率が悪い代わりに全体像は把握している。
この段階では効率が良いのは前者です。
しかし、追加で3番と10番を選ぶという問題が出た場合は前者の方は全体像は把握していないので、続き6番から10番まで見る必要がある。
一方で後者の方は全体像は把握しているのですぐに選べるわけです。
この様な場合、最終的にかかる時間は等しいです。
この様にGoalが全員共通であれば、時間的損失はないことになる。
次に、能力的に損失が発生するのかについて説明します。
先ほど前述した通り、要領が悪い人=全体像は把握している人ですね。
このことから換言すると、要領の良い人は事象について掘り下げることや全体的な多角的思考はできないのではないでしょうか。
ですのでこの仮説が正しいならば、要領の良い人は話の話題を頻繁に変えています。これは、話題について掘り下げることができないからです。このことから、これらの人は「○○でしょ。」と言って話を終了させるケースが多い様な気がします。
つまり、能力的損失は発生しない。
以上のことから要領の悪い人,良い人それぞれに指向性がある考えられる。
受験や就職活動の様な短期決戦型には要領の良い人が有利
研究などの長期決戦型では要領の悪いとされる人が有利
これを上手く活用して、相手を理解させるのが賢い判断ではないでしょうか。