【脈々 】#韋駄展
“ 脈々 myaku-myaku“
脈波を金継ぎの模様に見立てて、お皿に描くデジタルアート
センサーの上に指先を当てると、脈波 (指先から伝わる心臓の鼓動) がリアルタイムにお皿に描かれます
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金継ぎとは、割れたり欠けたりしてしまった陶磁器を漆で継いで、継ぎ目に金や銀などの装飾を施す日本の伝統的な修復技術です。壊れてしまった部分を元に戻すだけではなく、修復の過程を新しい模様として美しく表現できることがとても魅力的だと思います。
ある時、イタリアのデザイナーが作った金継ぎ模様のお皿を目にすることがありました。それは、割れていないお皿にあえて金継ぎ模様を施したプレートで、繊細な日本の金継ぎとはまた少し違う、よりエネルギーに溢れたダイナミックな印象でした。
ヨーロッパの人が日本の金継ぎからインスパイアされると、このような表現になるんだと心を動かされたと同時に、私にはこのイタリアン金継ぎが脈波の波形に見えました。
「脈々」は、脈波の途切れることなく長きに渡って継続する、力強く活動を続けているさまを金継ぎに見立てて、リアルタイムにお皿に表現する試みです。金継ぎが脈波の波形に見えた感動を、みなさんの中にも再現できたら幸いです。
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作家プロフィール
作家名
丸山亜由美
所属
デジタルハリウッド大学大学院
経歴
医療と美術、2つの大学で学んだ経験からヘルスケア領域に特化したデザイン制作会社を起業し、健康管理アプリのUIUX制作やヘルスケア関連のWebサイト制作などを行なっています。
https://www.facebook.com/ayumi.maruyama.180/
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