【We are, not I am】#え、リモートじゃないの?展
私は私でなく、私でなくもない
混沌とした時代の中私達は本来持つ人間の姿を忘れながら育っていく。DNAに刻まれたものは忘れてしまったのだろうか?失われつつあるものを守っていきたいのか?
記憶や経験が邪魔をして差別やエゴを生むのだろうか?
どれだけ純粋に他の環境や価値観に本当に 入っていけるのか。
人間は何故かそう簡単には自らの環境、過去の歴史、偏見、出来事や、自らの経験などから出来上がった価値観を捨てることができない。
他者の文化や、大切にしていることに完全に同化する偽善な考えは不可能な夢物語で、危険な姿勢につながりかねない。
既存の価値観、そんなに固執する必要があるのか?マウンティングを含めた勝手なとりかたはなんの意味があるのか。支配欲に限りがないのに何故しがみつくのか。
本当の意味での新しい視点は「私は私でなく、私
でなくもない」という感覚によって論理的な説明を離れた心のあり方が新しい自分を進化させる。
人間が自然の法則に寄り添って進化していたら、
今何を創っていただろう。
その先の理解、新しい革命を泥まみれになって追い続けるひとがみたい。そうでありたい。
何が失われつつあるのか、何を創りたいのか、まぶたの裏でもう一度探して見よう。
考えようそして。
ねえそこの君。
Video art & installation: Seth (Lubna Frignani Kato)
Sound art: Suke Akaike
Technical support: Kazuki Oomizo, Kenichi Shinagawa, Noboru Oki, Papayasu, Shinji Taniguchi, Shizuru Iida, Nagashima, Shuhei Ozaki, Fujita Mone, Saeko Ehara
Innovative art project by DHU