今日聴きたいこの1曲【guessing games:daryl hall & john Oates 】
この曲が収録されているアルバム「H2O」は、maneaterやone on one、family manといったトップ10ヒットが3曲も生まれ、アルバムとしても彼らの最大のヒットとなったアルバムですが、あまりにシングルの曲のインパクトが強かったからか、最初にアルバム通して聴いた時は、地味なアルバムだな〜という印象でした。前作の「private eyes」にソウルバラード系の曲が無かった反動か、スローテンポの曲も多いし…。
その中では「guessing games」はミディアムテンポの曲なんだけど、明るめのキャッチーな曲で、この頃の彼らの曲のクオリティから考えると明らかにB面用の曲なんだけど、すごく印象に残りました。ついでに言うと続く「Delayed reaction」と兄弟みたいな印象ですね…。2曲とも上手くいかない男女の関係を歌ってるし。そう言えば続くB面最期の曲の「god solo」もそうですね。何かのインタビューで、ダリルが当時の恋人サラ・アレンやジョンに「go solo」って言えるか?と聞かれて、もちろん!と即答してました。。。
因みにジョンの曲「Italian Girl 」「At Tension」と2曲収録されてますが、2曲ともいい曲です。特に「At Tension」はちょっと前衛的で今までの彼らの曲には無かったようなテンションの曲ですが、可哀想なのは当時のライブではこの曲のイントロだけがメンバーの出囃子的に使われて、歌わせてもらえずにすぐにファミリーマンに移行する、という構成でした。この辺りの不満が積み重なって今に至る、なんですかね。。。
なんだかアルバムレビュー的になりましたが、要はホール&オーツってシングルヒットメーカーっぽい見方されてますけど、アルバム収録曲にもいい曲たくさんありますよ、という紹介でした!