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静岡マラソン2024出走ログ
2024年3月10日に開催された静岡マラソンに参加、どうにか歩かずに完走!
かなり久しぶりのマラソン大会で、早々に記録は諦めてファンランに振りきりました。だいぶ日が経ちましたが、次回も楽しんで走れるように、また、ブログ執筆のリハビリとしてログを残しておきます。
ウェア
当日は快晴で、気温は4℃〜15℃。ほとんど風もない予報でした。
おかげでいつもの練習とほぼ一緒のスタイルで走れました。
アンダーウェア:CX-W スポーツブラ(速乾シリーズ)、サポートタイツ
インナー:モンベル ジオライン タンクトップ
トップ:ユニクロ エアリズムパーカー
ボトム:ミズノ マルチポケットパンツ
手袋:100均のドライバーグローブ
ソックス:滑り止め付き
シューズ:Adidas Adizero SL
念のためウインドブレーカーも持っていったのですが、走り出したら暑くなりそうだと判断してスタート前に手荷物として預けてしまいました。この判断は後でちょっと後悔したので、後述します。
CX-Wのスポーツブラに速乾シリーズが出たのはかなりありがたい。
過去に出走した大会では、ウェアはともかくスポーツブラの速乾性がイマイチで、走り終えた後の汗冷えが辛かったです。速乾シリーズでだいぶ改善されました。
練習ではスポーツブラの上にパーカー1枚だけということも多いのですが、長時間ゆっくりペースで走り続けることを考えてジオラインのタンクトップを着ていきました。期待どおりパーカー一枚だけの時に比べて汗冷えを防ぐ効果が高くて良かったです。
今回、足にマメができることも、爪が浮くこともなく完走できたのは自分でも驚きでした。シューズの中での足の滑りを疑って、滑り止め付きソックスを履いたのが良かったようです。
出走前の過ごし方
当日のタイムスケジュールは、7:20からスタートブロックへの整列開始、7:45に荷物預かり受付終了、8:20にスタートというものでした。
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スタートまでの過ごし方や並び方で懸念点と反省点は2つ。
1つは防寒、もう1つはスタート位置。
防寒を考えるなら、7:45のギリギリまで上着を着て待って、荷物を預けてからスタートブロックに並ぶというのもありだったと思います。ただ、それでもスタートまでは30分以上の待機です。周囲を見回すと、走り慣れてそうな人たちはゴミ袋などで簡易的な防寒着を作ってウェアの上から着ていました。
持参したウインドブレーカーはそれなりに薄手のもので、日頃の練習では非常に重宝しています。とはいえ、あまり携行性が高いものではないので、走り始めて暑くなってきた時にどう持ち運ぶか悩みました。
スタート位置は、自己申告タイムにもとづいたブロックが指定されます。私に指定されたブロックは最後尾のFブロックでした。もちろん妥当なのですが、練習を踏まえてサブ4.5を狙いたいと思っていたこともあり、できるだけ前の方に並びたいと思っていました。
結局、ウインドブレーカーは手荷物と一緒に預け入れ、7:30には並び始めるという半端な行動になりました。会場に着いた当初、テンションが上がり気味で謎にポジティブ&体感温度が上がっていたのも、この判断に影響していた気がします。
練習時の習慣で起床してから約500mlは水分摂取していた一方で、スタートまでに2回トイレに行っていたのですが、Fブロックがスタート地点を超えた8:30過ぎには身体はすっかり冷え切ってしまい、レース開始直後からいつトイレに行こうか考えるはめになりました。
Apple Watchでの記録
私は普段の練習から、記録はApple Watchでとっています。2年ほど使っていたApple Watch7のバッテリー保ちが悪くなってきていたので、1ヶ月前にApple Watch9に買い替えたため、設定画面で確認できるバッテリー状態は100%です。
マラソン大会当日は、待機時間中からBluetoothイヤホンと繋いで音楽を流しっぱなしにし、さらに走行記録はApple Watchのナイキランアプリで記録。
6時間ほどフル稼働していて、100%→21%でした。
同時に携行した iPhone 13 mini はだいぶバッテリー保ちが悪くなってきており、バッテリー状態は85%。それでもランニング中は省エネモードになるよう設定していたおかげで、完走後に少しLINEのやり取りをした後も100%→22%で済みました。
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距離ごとの回想
スタート〜10km
練習で日常的に走っている距離です。練習では事前に水分摂取をするだけで、特に補給もなく手ぶらで走っています。
当初の予定では、エイドの混雑も考えて、10km地点までは補給なしで行くことを考えていました。
実際に補給はその通りだったのですが、当日はスタート前の寒さにやられて3km地点でトイレへ。待ち時間と合わせて7〜8分のロスになりました。
それでも早めに離脱したのは正解だったようで、10km地点前後のトイレはもっと長い行列ができていました…。
さすがに8分のロスを回収できる気はせず、目標はあっさり「歩かず完走」に切り替えました。
スタート前に着ていたゴミ袋は、2〜3kmで脱ぎ捨てている人が多かったです。
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コースは全体に広く設定されていたのですが、10kmまではファンランに出場している人たちもコース上にいたのと、住宅地を抜ける部分で一部狭くなっているところもあり、ちょっとだけ走りづらいかなと感じるところもありました。
もっとも、ペースをむやみにあげないためには良かったかもしれません。
10km〜20km
ハーフまではたまに練習で走っているため、ここまでは特に心配はありません。とはいえ、レース1ヶ月ほど前の練習では調子に乗って少しスピードを出し過ぎた結果、後半で左脚太ももの外側が張りはじめて失速したことがあるので、キロ6分くらいが目安でした。
ペースは守っていたのですが、冷えか緊張のせいか、少しだけ張りの予兆を感じたので、ちょっと慎重になったりしていました。
周囲はFブロックの人が大半だったのですが、Eブロックの人もちらほら混ざり出していました。
10kmを過ぎた地点でジェルを1つ。同時に10km過ぎからエイドでも4〜5kmおきに水だけもらっています。
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20〜30km
補給ジェルは10kmおきに予定していたので、20km過ぎでも予定通り1本飲んでいます。
陽が出てきて暖かくもなってきたので、水分摂取は水だけ3〜4kmごと。カップ全部は飲めないので1口、2口飲んで残りは脚にかけたりしてました。
疲れは出てきているのですが、意外と25kmくらいまでは特に問題なく走れていました。左脚の張りもいつの間にか解消。
30km直前のエイドで、静岡おでん!暖かさとお味噌の塩気が沁みました。
気持ち、ちょっとだけ回復。
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30km〜ゴール
エイドのおでんでモチベーションも持ち直し、35kmくらいまではだいぶリフレッシュした状態で走れました。
しかし35km過ぎから足の裏に痛みが…。足の裏全面に水脹れでもできているのではないかと疑ったのですが、走り終えてから確認したところ、特に異常はありませんでした。クッション性のあるシューズだと回避できるのかも?
問題はこのあたりで軽い吐き気が出てきたこと。30km手前でも少し感じていたのですが、本格化したのは35km〜でした。
この症状は夏場に長距離サイクリングをした時にも経験があるのですが、原因は自分でははっきりわかっていません。走りながら、疲労・エネルギー不足・水分不足のいずれかと疑って、カフェイン入りジェル、スポーツドリンクを試してみました。
結果、カフェイン入りジェルでやや回復。ただし、効力は2km程度。その後、スポーツドリンクで少しおさまったように感じました。
実はスポーツドリンクも塩分タブレットもあまり好きではなく、30km過ぎるまで水しか飲んでいませんでした。お腹は水で膨れている感じがあったのですが、ミネラル不足で吸収が間に合っていなかったのかもしれません。先人たちの知恵と経験にちゃんと学ぶべきだったようです。
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反省・改善ポイント
スタート待機中の防寒対策…!
過去にも板橋シティマラソンに1回、トレイルラン大会に数度出たことがあるのですが、待機時間の寒さはあまり記憶になく。
トレイルラン大会ではレインウェアかウインドブレーカーを当然のように携行していたので、そのおかげかもしれません。
その後、友人におすすめされてモンベルのEXライトウインド ジャケットを買いました。ホワイトは半透明でゼッケンが透けて見えるのが便利です。携行性の高さはサイクリングでも使い勝手が良いです。
スポーツドリンク or 塩分タブレット
こまめに水を飲んでいても、ミネラルが不足していると十分に水分吸収できていないのかもしれません。あくまでも体感なのですが、夏場の練習でも注意していこうと思います。