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cherabby
ゴールドラッシュな時に
ゴールドラッシュ(英語: gold rush)とは、新しく金が発見された地へ、金脈を探し当てて一攫千金を狙う採掘者が殺到することである。
特に、ゴールドラッシュと聞くと、1848年ごろにアメリカ合衆国カリフォルニア州で起きたカリフォルニア・ゴールドラッシュを浮かべる人が多い。
ある日、カルフォルニアで、金が見つかり、30万人の人が、一攫千金を狙って集まった。そして、カルフォルニアで、みんなが夢をみて、金の採掘に明け暮れたのだ。
ゴールドラッシュで一番儲けた人はだれであったか、それは、金山を掘り当てた人ではなく、バケツとスコップを売った人だった。
それ以外にも、ゴールドラッシュの記事をかいた雑誌は、たくさん売れただろうし、30万人が移動した交通機関も儲かっただろう。また、カルフォルニアで作業するときの宿泊場所も儲かっただろう。
これは、まるで「漁夫の利」
ゴールドラッシュは、争いではないが、一つの状況に人が殺到してるときに、他の利益を探し、利益を得る姿は、漁夫の利だ。
漁夫の利を得る人間になりたいと思わないが、一つの状況にみなが執着するときに、一歩さがり、全体をみれる人になりたいとは強く思う。
問題が起きたときに、問題にとらわれることなく、問題の外から問題をみることができる人は、漁夫の利ができる人なのだろう。自分の利益ではなく、他の人のために問題を解決できる人。
平和をつくる人は、たぶん「漁夫の他利」だ