赤の奥に青が見え、混ぜれば紫
きょうは、相撲協会の公式サイトに載った伊勢ノ海部屋のちゃんこレシピ動画を見ながら、初めての鍋にチャレンジした。味噌鍋のはずだったんだが味噌が少なめで、思いの外甘めの仕上がりになったが、んまかった。レシピはこちらで紹介されているものだ。さすがの頂亭。
スーパーに行って肉団子の材料その他揃えて家に帰ってきたら、先週初めの方に申し込みをしていた高砂部屋東京後援会からのハガキが届いていた。問い合わせをして申込書(+先場所の番付!)を送っていただいたその日に、高砂親方の後継についての報道があった。その報道には大層驚いたし、そのあとに別なソースから内情云々が語られたことにも若干の動揺はしてみた。ちょうど、かなりいろいろなことが代わりゆくタイミングと合わさったのだなあと思う。ハガキの真ん中には化粧廻しを締めて立つ大関朝乃山の姿があった。
そりゃそうだ。どれだけなにがどう変わろうと、そこは看板だ。看板だからこそ、ではあるのだろうが、まだまだまだまだ先のことまで想像されながら、土俵の外でめぐらされている考えはあるのだろう。
それはそれとして、今はまだ、来場所どうであるか、怪我をしたそのあとの状況はどうであるか、もう相撲は取れているのか、合同稽古には出るのだろうか……的なことが気になって、なかなか、その先になにがどう、ということまでには、思いがいたらない。恐らく遠近両用でいろいろなものを見たり聞いたりしなければならんのが、大関や横綱を贔屓にして見ることなのだろうという気の遠くなるような思いがする。
これはただの感想だが、やっぱり朝赤龍、といわれると、赤の背景色に、どでんとおおきな青が見え隠れしてしまう。相撲部屋がホームページ(あえてこう書く)をつくったはしりが若松部屋(のちの高砂部屋へ)で、その当時から一ノ矢さん(当時)のエスプリを存分に含んだ文章がすきで、まぁいろいろあったが横綱のやんちゃな佇まいも嫌いではなかった。というようなことを大雑把に考えると、目を細めると赤の奥から青が見えてくるのだ。
そして赤と青を混ぜると紫なのだ。
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