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飛べなくなったら…

こんばんは。
きょうは先日友人が仕事で休んでいる私に送ってくれた映画の一節を紹介します。

その映画は”魔女の宅急便”です。
ジブリ映画は“となりのトトロ”と“千と千尋の神隠し”はストーリーを説明できるくらいは観てますが、他の映画はぼんやりしか覚えていません。
先日、“耳をすませば”を久しぶりに見てこんな話だったのかと驚いたばかりです。

本題に戻りますが、魔女の宅急便なは森の中でカラスの絵を描いている女の子が登場します。
彼女の名前はウルスラ

ほうきで空を飛べなくなったキキがデッサンしてもらいながら彼女と会話するシーンです。

ウ『私もよく描けなくなるよ』

キ「ほんと!?そういう時どうするの?」
 「…私、前は何も考えなくても飛べたの。
  でも、今はどうやって飛べてたのか分からなくなっちゃった」

ウ『そういう時はジタバタするしかないよ。
  描いて描いて描きまくる』

キ「でも、やっぱり飛べなかったら?」

ウ『描くのをやめる。
  散歩したり景色を見たり昼寝したり、何もしない。
  そのうちに、急に描きたくなるんだよ』

キ「なるかしら?」

ウ『なるさ!』

このシーンを観て、キキの不安な表情と声が今の自分と重なりました。
でもそれを吹き飛ばすようにウルスラがあまりにもはっきりと導いてくれたので少し心が軽くなりました。

飛べなくなった私。
自分なりにジタバタもしたと思います。
それでダメなんだから、今は何もしません。

それにしても“魔女の宅急便”もこんなストーリーだったとは。
キキは強い子だ。

それでは。

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