持ってるギター自慢

 正直なところ、僕はギターの演奏はあんまり上手くないのだけど、ギターは沢山持っていたりします。「お前の腕でそのギターはもったいない」という面もありますが、好きなんですよね、ギター。
 今はDTMで使うのが主ですが、昔はライブハウスに出たりもしていました。
一応「投資とか目的で買うだけで弾かないギター」は持たないようにしています。
あらかじめ言っておくと、ジャクソンとシャーベルのギターが多めの、偏ったコレクションです。


ギター自慢の前に

ギターを手に入れる基準

 自分がギターを手に入れる基準はなんだろう、と考えたら、好きなギタリストが使っていて格好良いと思ったから、というのが結構ある気がします。
 後はよく分からないけれど、見た時に「買わなければいけない気がする」って思うギターがたまにあります。

手持ちが多いブランド

 僕は80年代のヘヴィメタル、特にLA界隈の所謂ヘアメタルのバンドが好きなんですが、あの時代に限らず、メタル系でジャクソンかシャーベルのギター使ってる人いっぱいいるんですよね。それでジャクソンやシャーベルというブランドそのものに憧れのようなものがあります。
 それでジャクソンとシャーベルのギターを複数所有する結果になっています。
 後追いのファンなので、僕がギターを始めた頃はヘヴィメタルは人気のない音楽(今も別に人気があるわけではないけど)だったし、メインストリームでジャクソンのギターを持ってる人なんて見かけなかったと思いますが、自分にとっての主要ギターブランドというと、ジャクソン、シャーベルになるような気がします。

ギター自慢のコーナー

Jackson Soloist(1986)

Jackson Soloist(1986)

まず最初に自慢するのがジャクソンのソロイストです。シリアルナンバーを見ると1986年製です。ジャクソンの工場は、サン・ディマスという場所からオンタリオに移って(その後色々あって今はFender傘下になって)いるらしいのですが、このギターはサン・ディマス工場製みたいです。
 特徴としては、ピックアップセレクターがなくて、ミニトグルスイッチで一つ一つピックアップのオンオフをする仕様になっています。そのおかげで、ピックアップを全部オンにしたり、リアとフロントのハーフトーンができたり、全部オフでミュートができます。その代わり、リアからフロントに切り替えとかはやりにくいです。
その他、ブリッジが今や殆ど見かけないケーラートレモロになっています。ロック式のトレモロの定番のフロイドローズより柔らかい操作性ですが、チューニングの安定性は若干低い気がします。
ボディ材はポプラのようですね。あまりギターで聞かない材で、ジャクソンしか使ってなかったのでは、と思いますが、軽めで取り回しは良好です。
ネック材はメイプル、指板はエボニーで、スルーネック構造です。
 ピックアップは、フロント、センターがJacksonのJ-100、リアがJackson J-50Bで、恐らくオリジナル。多分だけど、ケーラートレモロのサドル部分(銀色になってるところ)は交換されていると思われます。
 新しいジャクソンのギターってネックが割と薄めなんですが、このギターは別にそこまで薄くないです。指板の幅は若干広めな気がしますが、とても弾きやすいです。
 サウンド的にも、あまりゲインが高くないピックアップですがちゃんと歪んでくれて、自分が好きな音になってくれます。多分、今時のピックアップに比べると高音、低音ともに若干レンジが狭いのでは、と思いますが、気持ちの良い中域が出てくれる感じです。
 チューニングはレギュラーで、大体最初に手に取るのはこのギターですね。

Jackson Strat(1987)

Jackson Strat(1987)

 次もジャクソンのギターです。昔のカタログを見るとこの名前だったので、型名は多分ストラトで合ってると思います。さっきのギターと形が似ていますが、こっちはFenderのストラトキャスターに近い形。さっきのソロイストはちょっと細身でディンキーシェイプと言うようです。(ところでストラトって呼び名は大丈夫だったのかな?もしかしてダメだったから今のこのシェイプのモデルはストラトって名前じゃないのかな?)
このギターは1987年のオンタリオ工場製らしいです。
 普通のピックアップセレクターが付いているし、割とオーソドックスな作りのギターではあります。トーンがない1ボリュームですね。
 特徴としては、ボディ材がメイプルの1ピースになっていることでしょうか。写真に見える通り、結構な虎目が出ています。1ピースなので、裏面もしっかり虎目で、希少な材をふんだんに使ってある感じです。
ちなみに、指板材はエボニーですが、真っ黒のエボニーを結構な厚みで使ってあります。(エボニー材は黒いほど高いそうな)
 ピックアップは先程と同じで、フロント、センターがJackson J-100、リアがJackson J-50です。こっちはカバーがつけてあって、Jacksonのロゴが刻印されています。
 ブリッジは2点留めのシンクロナイズドトレモロです。過去に5点留めのトレモロユニットに交換されていたようで、バックパネルを開けるとネジ穴が残っていますが、恐らく今の2点留めがオリジナルだと思われます。
 このギターもネックは特別薄くはなく、幅は普通だと思うので、割とオーソドックスな握りで弾きやすいです。
 サウンド的には、同じピックアップが載ってるので、先程のソロイストと近い感じですが、ボディ材や構造の違いのせいか、若干音が硬めで低音域が少ない気がします。
 このギターは半音下げチューニングにしてありますが、ロック式じゃないので、たまにチューニングを変えて遊んだりもします。
 ちょっとノイズが多いのが気になるのですが、原因が分からず。一回リペアに出してもいいかなと思っています。

Jackson Soloist(1989)

Jackson Soloist(1989)

 お前何本ジャクソン持ってるんだよと言われそうですが、USAのジャクソンは(!)ここまでの3本です。
 このギターは1989年製で、ヤフオクで見つけて買いました。オレンジバーストというのでしょうか。特徴的なカラーリングでいかにも80年代って感じで良い色合いです。
 手に入れた時点で、ピックアップがEMGに交換されていて、確か説明文ではリアが81で、フロントは60って書いてあった気がするけど、確認はしていません。
 ちなみに、元々はJacksonのJ-80が載せられていたみたいです。
EMGピックアップなのでノイズは少ないし、音も全然嫌いじゃないのですが、微妙にコンディションが良くなくて、フレットに若干引っ掛かりがあったり、ケーラートレモロのチューニングが不安定なため、ちょっと使用頻度が低めではあります。こっちもちゃんとリペアするべきだよなと思いつつ、誤魔化し誤魔化しで弾けちゃうのでそのままになっています。
 このギターはネックが結構薄くて、この後紹介する90年代から2000年代の日本製ジャクソンと同じくらいのネックです。持ってませんが、アイバニーズに近い感じ(アイバニーズほどは薄くない)。多分、世間の速弾きのニーズに合わせていった流れなのかなと思います。
 サウンド的にはこれまで紹介したギターよりもちょっとモダンな音。ゲインも高めでしっかり歪みます。ピックアップが違うところが主な理由でしょうか。EMGピックアップも調べると年代によって音が違うとか言う話があるようですが、どうなんでしょう?
 このギターも半音下げチューニングにしてあります。
ちなみに、ボディ材は恐らくポプラ。ネックはメイプルのスルーネックで、指板はエボニーです。ネックとボディ材は塗装で見えないので推測ではありますが、ストラップピンのネジを付け直した感覚で行くと多分あってると思います。(ウイングのピンのところはかなり柔らかく、ボディエンドのところはかなり硬かった。)
 ステージで弾いたらかなり目立つギターだよなと思いつつ、先述の通り若干チューニングが安定しないため、ライブで使ったことはありません。あと、今時の感覚だとこの色はダサいと思われるのではと言う不安もあったり笑

Charvel Warren DeMartini signature Frenchie

Charvel Warren DeMartini signature Frenchie

 これまでのギターは80年代製の古めのギターで、中古で手に入れたものですが、これは新品で買ったギターです。
 このギターは、アメリカのRATTというバンドのギタリストのウォーレン・デ・マルティーニのシグネチャーモデルです。ウォーレンの使っているギターで、グラフィックペイントがされているものは何種類かあるんですが、このデザインがすごく好きなんです。なんでもこのデザイン、元々はウォーレンが着ていたシャツに描いてあった絵がモチーフになっていたらしく、権利上の問題があったのか、2010年ごろにシャーベルからウォーレンモデルの販売が発表されたとき、最初はラインナップにこのデザインが入っていたのに、販売される前にラインナップから消えてたんですよね。それで、これは販売は無理なのかなと思ってたところ、何年か後に販売が決まって、きっと色々乗り越えて販売してくれたんだなととても嬉しかったのを覚えています。
 ピックアップは、フロントがSeymour DuncanのQuarter Poundで、リアが同じくダンカンのウォーレンモデル。このリアピックアップ、新しく開発されたモデルということもあり、上で紹介したジャクソンのピックアップと比べて上から下までしっかり出てくれるのですが、耳障りな部分や余計な低域はないので、とてもいい音です。また、フロントピックアップも、シングルコイルとしては出力が高いものなので、リアピックアップとのバランスが比較的良いのも使いやすいです。
 ブリッジはフロイドローズですが、後ろ側がザグられていないため、大幅なアームアップはできません。個人的はあんまりアームアップはしないので気にならないのと、日常の調整はやりやすいので、ザグられていない方が好きです。
 ネック周りは、フレットや指板のエッジの処理が丁寧なのと、ネック裏の滑りが良くてすごく弾きやすいです。太すぎず細すぎずのシェイプもいい感じです。このギターのネックシェイプがすごく良かったので、一時期シャーベルでギターをカスタムオーダーしようかと思っていましたが、色々あって断念しています。また余裕ができたら検討してみようかな。
 ボディ材はアルダーでネック、指板はメイプルです。個人的に指板はエボニーが1番好きだったんですが、このギターでメイプル指板も良いなと思うようになりました。ちょっと指板に汚れが目立つようになってきてしまいましたが、メイプル指板はそれも味の一つですね。

Gibson Les Paul reissue(1989)

Gibson Les Paul

 やっとベーシックなギターが出てきました。ギブソンのレスポールです。このギターもちょっと古いギターで、1989年製です。カスタムショップのヒストリックコレクションが出る前の、Pre-historicなどと言われたりするギターです。ギブソンについてはあまり詳しくはありませんが、80年代くらいから、1958年〜1960年のオリジナルのレスポールのリイシューモデルが販売されるようになって、その流れで作られたギターのようですね。
とは言っても、現在のヒストリックコレクションとかマーフィーラボみたいな、「当時の物を完全再現!」という感じではないので、こだわる人にはちょっと物足りないのかも。
 ちょっと話が飛びますが、X JapanのPATAも好きなギタリストで、彼が持っている59年製のレスポールが格好いいので、いつか虎杢のレスポールを持ちたいなと思ってたんです。かと言ってカスタムショップ製は凄く高いので、現行のレスポールで探していたんですが、なかなか気に入った物が無かったところ、デジマートでこのギターに一目惚れしました。お値段的には、現行レスポールトラディショナルとカスタムショップ製の間ぐらい。ちょっと悩みましたが、その週のうちに新幹線に乗って現物を見に行って買ってきてしまいました笑
 購入時点で前所有者かショップによって改造してあるみたいです。スペック的には、ピックアップがギブソンの57classicに交換されているのと、コンデンサーとか、テイルピースとか、その他プラスチックパーツとかを交換して、59年製レスポールに寄せてあるそうです。
 サウンド的には所謂レスポールの音って感じで、Marshallアンプに繋ぐと「ああ、この音だわ」ってなります。ビンテージ系を狙ったであろう仕様なので、出力はさほど高くありませんが、十分歪みます。
 重量は決して軽くはないけど、現行のレスポールトラディショナルよりは軽く感じました。

Jackson Rhoads(1994)日本製

Jackson Rhoads(日本製)

 またジャクソンです。ランディVと言われる左右非対称Vシェイプですね。これは日本製なんですが、厳密にいうと、ブランド名はGrover Jacksonかもしれないです。色々あって日本国内でJacksonのブランド名が使えない時期があって、Grover Jacksonをブランド名にしてるんですよね。よく見ると、ヘッドのJacksonロゴの横にGROVER JACKSONって書いてあります。ちなみに、94年か95年あたりから、ヘッドのロゴそのものがGrover Jacksonに変わります。このギターはロゴが変わる直前の時期のもののようです。

(補足)
昔の日本製のJacksonで、大きくJacksonのロゴが書かれている(横にちっちゃくGROVER JACKSONって書いてある)ものを「デカロゴ」と言ったりします。
その後ロゴが「Grover Jackson」→「Jackson stars」と変わって行き、今は「Jackson」だけのロゴが使えるようになっています。
これらの時期はJacksonのブランド名そのものが使えなかったので、アメリカ製の本家のギターも、日本に正規輸入されたものだと「Grover Jackson」や「Jackson stars」のロゴになってるらしいです。

 このギターもヤフオクで手に入れたと記憶しています。この形はジャクソンの代表的なシェイプ、というか左右非対称Vはジャクソンがオリジナルみたいなものなので、1本は持っておきたいなと思っていたんですよね。
 最初手に入れた時は多分オリジナルのスペックで、ピックアップはGOTOH製のJackson J-50NとJ-50Bが載っていました。(ジャクソンのオリジナルピックアップも、アメリカ製と日本のGOTOH製があります。同じ型番でもちょっと違う。)微妙に音が気に入らなくて、ピックアップをEMGの60と81に交換してあります。
ピックアップの交換ついでに、ボリュームノブを黒いものに変えました。元々は金色のノブが付いていました。
 カタログスペックだと、ボディ材はイエローポプラ、ネックはメイプル、指板はエボニーになっています。
 ネックが薄めです。上で紹介した89年製のUSAソロイストと同じような感じです。ボディシェイプの都合で、ヘッド落ちも多少ありますが、そこまで支障はありません。
 EMGピックアップを載せたので、ノイズもなく使いやすい音です。録音する時にノイズが少ないのは便利ではあるけど、ノイズゲートがあればそこまで気にならないかも。
 ライブでも目立つし良いギターです。

Jackson stars SL-J2 soloist(日本製)

Jackson stars SL-J2

 これもジャクソンですね。日本製で、ロゴがJackson starsになっているやつです。大学生の頃にバイト代を貯めて買ったギターで、自分にとって初めての10万円越えの楽器です。
 当時、ポップロックっぽいバンドをやってたんですが、今考えると真っ黒でメタルなギターを持っているのは結構アンバランスだったのではないかと思います笑
 元々ジャクソンのギターに憧れがあって、その当時で手に入れられるもので選んだ感じではあるのですが、ネックが薄くて弾きやすいし、良いギターだと思います。
 スペックは、ボディがアルダー、ネックがメイプルのスルーネック、指板はエボニーです。ピックアップはSeymour Duncanで、リアがTB-5、フロントがSH-1だったと思います。配線とかが丁寧なのか、パッシブ回路なのに全然ノイズが無いです。
 このギター、今はかなり太めの弦をはってあって、2音半下げチューニングにしてあります。昔、7弦ギターを使う友達のバンドを手伝ったことがあって、7弦ギターを持ってないので苦肉の策でチューニングを下げて対応して以降、そのままそのチューニングで使っています。
ピックアップも割とベーシックなものだし、ボディ材とかも普通なので、実はどんな場面でも使いやすいギターです。歪ませてもクリーンでも癖のない音がします。

Charvel model-1(日本製)

Charvel model-1

 お次はシャーベルです。このギターは比較的廉価なモデルです。詳しくはわかりませんが80年代半ばから90年代初め頃のギターではなかろうかと。
 ボディ材は多分バスウッド。ネックはメイプルです。軽い材なので、取り回しも良く、オーソドックスな形なのでヘッド落ち等も無く使いやすいです。
 ピックアップは、フロント、リアともにJackson J-90だったはずです。そしてこのギターもちょっとだけ改造してあって、EMGのブースターが付けられています。黒いノブの間にある銀のスイッチがブースターですね。
 さっきのランディVもこのシャーベルも日本製で、Jacksonのオリジナルピックアップを載せて販売されていたのですが、ランディVの方は日本のGOTOH製、こっちはUSA生産のピックアップです。
 このギターのJ-90というピックアップは、最初の方のギターに載っている、J-50とかのパワーを上げたもののようです。音色的には同系統で、確かにこっちの方が歪む気がします。
ブースターを載せてあるので、足元のペダルなしでしっかり歪んだリードトーンまで出せます。
 実はこのギター、ネックが悪くなってしまったので、同じ型のギターのネックと交換してあります。ヤフオクとかでバラしてパーツごとで売っている人がいて、ネックだけ手に入れました。よく見ると、若干センターずれしているのですが、許容範囲かなと思っています。
 同じタイプで、3シングルのピックアップのギターも持っていましたが、手放してしまいました。今思えばちょっともったいなかった気もしますが、使わないギターをずっと持っていても仕方ないので、誰かが代わりに使ってくれていれば良いなと思います。

greco BB-1000

greco BB-1000

 変形ギターです。B.C Richから出ている、Bichというギターのコピーモデルですね。本当は、1〜4弦に副弦がある10弦のタイプが欲しかったんですけど、本家B.C Richの現行品を見つけられなかったので、中古のコピーモデルまで広げて探していた時に見つけたギターです。よく考えたら副弦は使わないか、と思って6弦タイプにしました。
 このギターは恐らく1970年代終わりに作られたっぽいです。自分が持ってるギターの中では1番古いギターだけど、パッと見凄く綺麗で本当にそんなに古いギターとは思えません。
B.C Richのギターにはブースターとかフェイズ切り替えとかコイルタップとか色々スイッチが付いているのが特徴だったりしますが、このギターは本家のB.C Richと同じ配線になっているらしいです。コピーモデルの存在そのものの良し悪しは別にして、造りも丁寧で一生懸命本物に近づけようとしていたのがなんとなくわかる感じです。
 スペックは、いろいろとネットで調べた限り、ボディもネックもメイプルのスルーネック構造で、指板はエボニーみたいです。
ピックアップはディマジオっぽいけど、もしかするとグレコのオリジナルピックアップかもしれません。ちゃんと確認していません。これより一つ上のモデルだとディマジオなのかな?
ネットで拾ったカタログだと、ブースターとオーバードライブって書いてありますが、ブースターが2つ内蔵されているのと、大きなスイッチは、バリトーンスイッチで、パッシブのプリセットイコライザー切り替えのように機能します。
 何よりも形がかっこいいので、それだけでも満足ですが、スイッチがいっぱいでいろんな音が出るのと、出音自体は結構素直なので、幅広く使えるギターです。
音と見た目にギャップがあって、見た目で損してるのか得してるのかよくわからなくなりますね。
 欠点はヘッド落ちすることです。一見、ボディのお尻側が大きいのでヘッド落ちしないように思うのですが、ストラップの取り付け位置のせいなのか、ヘッドが落ちます。滑りにくい革製ストラップをつけて対処しています。

Bacchus BFV-MG

Bacchus BFV-MG

 バッカスのギターです。一時期1958年タイプのフライングV熱が上がっていた時期があって、本家のギブソンのギターが欲しいなと思っていましたが、この形、レギュラーラインになかったんですよね。何度か再発されてますが、中古とかも結構手が出しにくいお値段なので、諦めかけていたところ、このギターを中古で見つけて手に入れました。お値段的にはギブソンを買った場合の10分の1くらいで済んだので助かりました。
 このギター、そんなに高いものではないんですが、マンゴーウッドシリーズというもので、なんとマンゴーの木で作られているんだとか。見た目も良いし、重くもないので良い感じです。
 ピックアップはバッカスのオリジナルピックアップらしいです。
 バッカスのギターは、作りが丁寧でお値段以上の品質を感じられるので好きです。このギターも丁寧な作りだし、マンゴーの独特の杢目もあってちょっと良いギターに見えます。
 音色的にはすごく地味というか、見た目の派手さにそぐわない、普通の音です。悪い音というわけではなく、癖のない普通の音。実はいろんな場面ですごく使いやすいのではないかと。もしかしたらピックアップを交換したら面白いかも、とも思うので、いつかピックアップを交換しようかなと考えてはいます。

FERNANDES RT-DLX JPC

FERNANDES RT-DLX JPC

 もしかしたら型番が違うかもしれませんが、先日倒産してしまったフェルナンデスのギターです。サスティナーが使ってみたいなと思って購入しました。
 ピックアップはシングルサイズのハムバッカーなのですが、普通のハムバッカーよりはギラっとした音が出ます。
 ボディはアルダーで、ネックはメイプル。指板はローズウッドです。サスティナーが付いている以外は、ベーシックなスペックのギターです。ある意味僕が持っているギターの中で、1番一般ウケする音なのではないかと思います。
 ちなみ仕組みについて詳しくは知らないのですが、サスティナーをオンにすると音が際限なく伸びます。普通のフィードバックとは違って、磁力か何かで弦を振動させているため、ボリュームがゼロでも音が伸び続けます。多分工夫すると色々な使い方ができるんだろうなと思いつつ、実際持ってみると、どうやって使おうか困って、普通に擬似フィードバックサウンドを得るとか、シンプルな使い方しかできていません笑

Fender Bullet H-2

Fender Bullet H-2

 フェンダーです。実はフェンダーのギターはこれ以外持ってません。稀少価値はないけれどちょっと珍しいギターです。1980年代のギターで、珍しいというか、スチューデントモデルで人気もなくて話題に上がらないギターといったところでしょうか。
 たまたまデジマートで見つけて、どうしても欲しくなったというか、買わなければいけない気がしたので、翌日休みを取って新幹線に乗って買いに行きました。
 フェンダーのバレットは最初韓国製で、途中からアメリカ製になったらしい(出来が悪くて不評だったんだって)のですが、このギターはアメリカ製です。
 カタログスペックだと、ボディ材はハードウッド(積層材)らしいのですが、ちょっとネットで調べた情報だと、アルダーが使われてるものもあるんだとか。僕のギターはどっちなんでしょう?この杢目は積層材じゃない気もするけど、よくわかりません。
 ネックはメイプルですが、すごく薄くて指板の幅も狭く感じます。スチューデントモデルと言われれば納得のネックです。手の小さい人には握りやすくて良いのではないでしょうか。
 ピックアップはフェンダーのシングルコイルが4つついています。シングルピックアップを2つ並べてハムバッカーにしているようです。
 配線の都合か、出力が大きいわけではありません。コイルタップ風にハムバッカーの片方のシングルピックアップだけ鳴らすこともできて、そうすると普通のシングルコイルの音です。色物的なピックアップレイアウトに見えて実は使いやすいのでは?と思います。

Martin 000JR-10E Shawn Mendes

Martin 000JR-10E Shawn Mendes

 これは1番最近に手に入れたギターです。マーチンのアコースティックギターで、ショーン・メンデスのシグネチャーモデルだそうです。ショーン・メンデスさんのことは存じ上げなかったのだけど、楽器屋に行って、「ほどほどのお値段で、ボディが小さくて、普段爪弾くのにちょうど良いギター」を出してもらったらこのギターが出てきました。
 知らない人のシグネチャーモデルってどうなんだろうと、買う時に一瞬思いましたが、音が良かったので別に気にしないことにしました。よく考えたら、レスポールを弾いている人がみんなレス・ポールさんのことに詳しいわけでもないしね。
 ボディも小さめで、スケールも短いギターですが、それを感じさせない音が出ます。コンパクトなボディのアコースティックギターって、どうしても物足りない音になりがちですが、このギターはそんなこともなく、弾いていて気持ち良いギターです。ボディが小さいので、音も小さいのかと思ったら、意外と音量が出てびっくりします。
 ピックアップも内蔵されていて、ラインでも音が出せます。この前遊びでこのギターで録音してみたのですが、マイクで録った音に、ラインの音をちょっと混ぜると良い感じになりました。
 まさしく普段弾くのにちょうどいいギターですね。

もう少し持っているけど

 このほかにも、あと何本かエレキギターとアコースティックギターとベースも持っていますが、あまりにも長い記事になってしまったのでここで終わりにしようと思います。
(ここまでで1万1千字ほど。特に推敲せずにつらつらと書いているせいでもある。ちゃんとまとめればもう少し減らせそうだけど、まあいいかな。写真だけでも見てってよ。)

終わりに

ちょっと持ちすぎだよね

 多分、普通の人と比べるとだいぶ沢山ギターを持っています。その昔、引っ越しをした時に、引っ越し業者のおじさんに「こんなにギターケース運んだのは初めてです」って言われました。(本体は自分で運んだのでケースだけ運んでもらった)
 そんなに持たなくていいじゃんというのもわかるし、自分以外が音を聴いてどの程度違いを感じるかっていうと、ほとんど違わないとも思うんですよね。似たタイプのギターも多いし。
でも、結局は自己満足の世界なので、まあいいか、と思うことにしています。
 最初にも書きましたが、一応「持ってるだけで弾かないギター」はないです。どうしても弾く頻度に差は出ちゃいますが。

ギター所有のススメ

 この記事はただのギター自慢なので、特にまとめとかはありませんが、最後に一つ付け加えるとしたら、「みんなギターを買おうぜ」です。お金とか、スペースとか、色々な障壁があるんですが、ギターがあると心が豊かになります。
 ギター会社が潰れないように買い支えようなどという気はないし、僕みたいに大量に揃える必要もないと思いますが、一家に一本くらいあっても良いんじゃないかな?
 ギターって弾けば音が鳴るシンプルな仕組みだからとっつきやすいし、エレキギターなら生音小さいし、今時ならヘッドホンでいい音で鳴らせるし、ちょうどいい趣味になると思います。

エフェクターとかの自慢もしたい

この記事はこれで終わりですが、持っているエフェクターの自慢もしたいなあ、などと思っています。記事を作るかは未定ですが、もし作るならもう少し読みやすくしないといけませんね。

テキストは読み飛ばして構いませんが、もし全部読んだのなら大変お疲れ様でした。そうでなくても、最後まで見ていただきありがとうございました。

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