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先日、仕事帰りにガソリンを入れにスタンドへ立ち寄り、ガソリンの入れ終わりに
機械と機械の間からヌルっとおじいさんが現れ、、一瞬壁をすり抜けて来たかとおもいちょっとドキッとしましたが。
おじいさんは「ちょっといいかね」と。

私はなぜかデート商法紛いなもの含め声を掛けられやすいです。。
旅行や出張時に限ってそういうことが多く
声かけて、なんだよ分かんないのかよみたいな勝手に損される経験も多々。
終いには浅草で外人に道を尋ねられる始末、今はiPhoneがあるのでいいのですが。。。当時は東京23区ポケットマップを携帯している時代
なんとなくで返事してました。アイムソーリィ。

おじいさんが困ってるようなので、話を戻します。
ガソリンスタンドで声を掛けたということは90%車のことで困っているなと思い(残り10%はお金)
自分も別に車に詳しいわけじゃないけどなぁ、、と思いつつ
一応私は老人と子供には優しいので話は聞いてあげます。

で肝心な用件はというと
お「ガソリンを入れに来たんだが、給油口の蓋の開け方が分からない」と
私「いつもどうやって入れてるんですか?」


お「これ代車なんだよ」
私「なるほど」

でもそのぐらいは車に詳しくなくても大体はハンドル下右側か
シート横や下にあるのですぐ見つかるはず
と思いきや無い!
あるはずのものが無いときの焦りはもう尋常じゃありません
無いはずのものがあっても焦りますが。。。
それはそれは、逆走だってする気持ちも分かります!(失言)

助手席にのってた奥さんであろうおばあさんが
発煙筒を指さしこれは?と、私は間髪入れず「違います」
おばあさんも負けじとシガーソケットを指さし「違います」
埒も蓋もあかないので、車外へでて外の空気を吸います
ついでに給油口を一回押してみたりもします笑

お「もういいよ、また来るよ」
私「や、ちょっと待ってください」

車種名と給油口レバーとGoogle先生に聞くとすぐ答えが返ってきました
なんとサイドブレーキのとなりですと
なんだこの小さいサイドブレーキみたいなやつは
分かるはずない!引くとカチッと
開いた~!もう給油口から眩いばかりの光が!

そして、おじいさんはノズルを持ち給油しに、おばあさんは助手席で大人しくおじいさんの帰りを待っていたとさ
めでたしめでたし。

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