私の思い込みが、子の呪いにならないために、素知らぬフリをする。

おはようございます。
怒濤の週末の副反応は継続しています。
なので、一日中パジャマでゴロゴロしたいです。
が、気分転換に着替えて散歩に出ようと思います。

「あなたのお話を聴くだけ」活動。

小さくゆるく始めました。
低空飛行と決めて始めたので、心穏やかです。不思議ですね。
ちょこちょこ軌道修正しながら続けていきます。
活動の概要は下記します。
開催の経緯や熱い思いは、先日書いたnoteをご覧いただけると嬉しいです。
https://note.com/dezakimiki/n/nc0173c9ff376

「あなたのお話を聴くだけ」ZOOM会　概要

●開催日程：毎週火曜　3/5、3/12、3/19，3/26
●10時～、11時～、13時～、14時～の計4回
　※3/19は10時～、11時～、13時、のみ開催。
　　3/26は10時～、11時～、のみ開催。
　※みきさんの活動詳細 公開Googleカレンダー　https://is.gd/d66VcT
●所要時間：各回40分
●参加費：無料
●申込方法：こちらをクリック→ https://peatix.com/group/15709355
●参加方法：ビデオ会議システムオンラインZOOM（ズーム）
※ 詳細はお申込みの方へ個別案内
●定員数：1名
＜当日の流れ＞
　 5分　　自己紹介、この会の目的、簡単な説明と確認
　30分　　参加者お話（短時間でもok）
　 5分　　感想、簡単なアンケート
※ 時間は予定通り終了するよう努めます。
「Peatix？知らない」「アカウント？？持ってないな」の方は　↓↓

メールでも受付けています！

mikidezaki.m@gmail.com 宛に
　・30分あなたのお話を聴くだけZOOM会申込
　・お名前：
　・ZOOMご希望日時：　　月　　日　　時～
以上３文を本文に記載してメールをお送りください。
私の返信をもって受付完了とします。
私の返信は、メールをいただいてから通常２～３日以内、どんなに遅くても１週間以内にお返事します。
先にPeatixで申込みがあった場合は、お断りすることもあるかもしれません。その時はごめんなさい！
ぜひぜひ、お守り代わりとしてお気軽に！！

呪いとは。

私は両親に小さい頃から常々、
『足が/手が遅い』『算数ができない』『男の子に生まれてほしかった』
と批判気味に言われていました。
どう呪いになるかというと、私は両親に言われた通りに育ちました。
陸上系の順位は下から数えた方が早いし、もちろん嫌いだった。
唯一、水泳は長年習っていたので速かったけど。
何かにつけ全体的に遅くて、服の色もデザインも口調も態度も男子ぽかった。

両親、特に母の口癖は、
『お金がない』『時間がない』『面倒くさい』
『人生後悔している』『小学校からやり直したい』
でした。改めて書いて目にすると、なんだかなぁ…。
胸がキューッと、切ないです。
でもこれらを当たり前に耳にして過ごしていると、本当にそうなるんです。

お金がないと思い込んでいると、なぜか家の中が物であふれかえる。
スーパーで、いま安いうちに買わなきゃと冷蔵庫がパンパン。
フリマで、どんどん買い込んでいて、帰宅したら使わない物の山が。

時間がないと思い込んでいると、なぜか予定だらけの日々。
あれもこれも、将来役に立つかも！と不安から手を出しまくる。
誰かと繋がっておきたい！と、会う約束を取りまくる。

面倒くさいと思い込んでいると、何をするにも余計な一言が邪魔をする。
ほんのちょっと何かをするにも、億劫になる。
誰かに何かをお願いしても、されてもケチ付ける。

そりゃあ、日々こんなことを思い込んでいたら人生後悔しますよ。
人間、腐っちゃいますよ。
私はこれらの言葉を耳にするのが『なんか嫌だなぁ』と感じていました。
早くこの環境、実家から抜け出したいと思っていました。
でも、当時の自分にメリットだらけのぬるま湯から抜け出せませんでした。
苦労なく衣食住が満たせ、ほしいと駄々をこねればお金を出してもらえる。
なので、嫌な言葉を反面教師にのほほんと、過ごしていました。
でも、10数年前にハッと気付いて、ぬるま湯から出ることができました。

実家を出るときは大変でした。
だって、ぬるま湯は両親で、私にまとわりついていましたから。
そういえば「いつまで家に居ても良いねんで」
と両親もよく言っていました。
『勘弁してー』と、私は心で叫んでいました。
実は、完全に引き剥がせたのは、母は半年前、父は3ヶ月前ほど。
やっとの思いで物理的かつ心理的に安全な距離を取れるようになりました。
今は、どこが自分の源泉だろうかといろいろ実験中。
ようやく自分の人生リスタートです。
両親からLINEはちょこちょこ届きますが、生存確認と割り切っています。
ブロックしてもいいけど、私が望んでいないので、既読スルー。

ようやく、自分が親の立場になって見えてきたことがあります。
子育ての目的は子どもの社会自律/立支援、目標は親・子離れな気がします。
もちろん、それが望めない方もいらっしゃると思います。
それでも、年功序列の視点で考えると、多くの親は子より先に行くもの。
その、いつか先行く日がある日来た時点で、必要な自律/立を目指す。
そのために、他人のフリも大事かも、と。

素知らぬフリ。

長女は昨年公式マラソン小学生中学年の部で、170人中26位。
学校のマラソンは、クラスで1・2位を争っていて、学年では4位以内。
学校のクラブ活動は、希望順に囲碁将棋オセロ、陸上、手芸らしいです。
学外スポーツクラブでメキメキ成長し、10ヶ月で試合デビュー予定。
将来の夢は、友達とスイーツ屋さんで、時間があればお菓子研究に没頭。
いつも笑顔で、誰とでも話せて、明るい。ちょっと早口だけど。

長男は昨年公式マラソン小学生低学年の部で、練習せずに190人中85位。
ドッジボール大好きで、クラスの中心的存在らしい。
班の話し合いも自然にファシリテーターとかしちゃうらしい。
私が寝込んでいたら、自分なりに食事とお粥を作ってくれる。
学外のスポーツクラブで小さいながら頼りにされ、愛されキャラ。
将来の夢は、夫みたいにエンジニアでホテルを泊まり歩きたいらしい。
マルコメ君ヘアにしてから、ますます愛されキャラに。甘えん坊やけど。

えぇ、自慢しています。
成績うんぬんではなくて、子ども達が楽しんで取り組んでいることを。
私が子ども達に何も声をかけず、彼らがやりたいことをやって、その事に私は何も思ってないフリの結果が本人の可能性を伸ばしているということを。
なぜなら、私の積年の反面教師の結果が出てきていると思うからです。
私は両親に掛けられた言葉を、自分のDNAを完全に無視しています。
その子の特性や得手不得手は、親の遺伝子でほぼ決まっているとかいう研究があるとか聞きますけど、完全無視を決めています。
私の時とは本当に真逆の小学生に育っています。
心の中で「うおーーーーーまじ？すご！！！！！」と、盛大な拍手を私は子どもに贈っています。

私が気を付けていることは、本人以上に過大な期待と反応をしない。
子どもにお願いされるまで、私はあれこれ手伝わない、口を出しすぎない。
選択肢を与えて、自分で決め、やってみる。
何か問題があれば、お互いの考えと気持ちを出し合って、話し合いで解決。

自分が相手に求める理想像や比較は、たとえ親子でも仲間でも不要で。
本人が宣言したとおりになれば褒め称え、宣言通りにいかなくても労い。
ただただ、あなたの思うままにあなたが居ればokを出す。
だから、子ども達に私が間違っていたらすぐに「ごめん」、助けられたら素直に「ありがとう」って言えたら、もっと良いんですけどねー。
まだまだ私の天邪鬼が「別に言わなくてもいいじゃん」と邪魔をして、
素直には言えませんけど、なんとかがんばって伝えています。

他人だったら素直に言えることを、身内になると意地を張って言えない。
私もそうだったけれど、なぜ？
身内であれ、他人だという自覚と線引きやわきまえがないからかも。
身内だからこそ丁寧にする必要があるのは、関係性があるからだろうなと、親にしてもらって学ばせてもらっています。
親という名の他人のフリ修行中です。

映画「ありがとうモンスター」公開中　佐藤太一郎さんｘ都若丸さん ダブル主演

本日13日、14日のラスト2日は、いずれも19時開始。
最終日3／14（木）は舞台挨拶付との事、めちゃオススメです！
上映館は、なんばパークス　https://www.parkscinema.com/site/namba/
まだ、お席があるそうなので、ぜひぜひご覧下さい。
感想を書いてますが参考にせず、予習無しで観に行くのがオススメです！

お知らせ　https://shinkigeki.yoshimoto.co.jp/news/detail/224
Facebookプライベートグループ　佐藤太一郎の『演劇魂』
Instagram　https://www.instagram.com/satotaichiro_shinkigeki/
note　https://note.com/satotaichiro/n/neaaf0b89cf2a

今日も愛のある穏やかな一日となりますように～^^
最後までお読みいただき、ありがとうございます！