イカすジジイ
巻七 クソジジイ 第54-62話を読みました。
続サンジの回。海上レストラン バラティエ ゼフvsサンジvsギンvs首領(ドン)・クリーク。
そして、【モンキーDルフィの名言まとめ 巻七:「死ぬことは恩返しじゃねえぞ!!! そんなつもりで助けてくれたんじゃねェ!!! 生かしてもらって死ぬなんて 弱ぇやつのやることだ!!!」。】以下、まとめサイトに載っているもの以外で、良いなぁと思ったセリフ集。
『やるなーーっ!!』 『おっさん すげェ!!』
誰かがしたことを、素直に認める。意外に難しかったりする。比較は必要ない。ただただ、認める。
『お前 何で よけねェんだよ!!』
できるはずのことをしない相手を応援する言葉。相手の力量は見極めてるからこそ、かけられる言葉。誰でも彼でも応援はできないし、何でもかんでも言葉をかけられるわけではない。
『この船 沈める』 『だって 船 ぶっ壊せば あいつらの目的 なくなるじゃん』
次へコマを進めるため、相手の目的に一点集中。直球勝負。相手を潰すことよりも、相手の目的を潰す方が、被害が少ないこともある…のかも?
『だから お前は 店のために 死ぬのかよ バカじゃねェのか!!?』
死を選択することはしない。仲間のために。野望のために。自分のために。店を作ることは生きてさえいれば、いつだって、どこだって、何回だって、できる。
『別に! おれは お前らみてェな 弱虫には 敗けねェから!』 『一番 人数が 多かっただけ じゃねぇの?』 『やっぱりか』 『(海賊王の器は)おれ』 『おれ!!! お前 ムリ!!』 『知るか おれは お前を ブッ飛ばす』 『今そっちに 渡っていくから 顔洗って 待ってろ』 『毒ガスなんか 撃たせるかァ!!!』 『二度も くらうかっ!!』
徹底的に真っ向勝負。口でも、手足でも、相手の一番痛いところを突く。そうやって、相手を揺さぶって、反応を操作して、隙を作らせることも戦法…というよりもただただ本心をぶつけてるのが、ルフィかな。
『なるほど 一本 とられた!!』 『ウキッ!! サルをなめると ヒッかくぞ!!!』
どんな戦場でも、ユーモアを忘れない。
『あんな 弱虫の言うことなんて 聞くことねェぞ 今おれが ぶっ飛ばして やるから!!!』
自分の弱さに追い討ちをかけて何かが起こっている時、こういう人がいてくれると、強くなれそう。本当は自分がぶっ飛ばせば、万事解決しそうだけど、弱っている時はそんな気力も湧いてこない。だからこそ。
『借りるぞっ!!』 『お前ら 使え!!』 『あれっ!? みんな 潜っちまった!! おれも マスク欲しい のにっ!!』 『た……助かった… 都合よく 落ちてて よかった』 『マスク… お前が くれたのか ……!!?』
仲間を助けることを優先できる仲間。自分は二の次。いざという時に、その人の性格が出る。
感想
守るものがあるから強くなれる。
一見、事故だったり、可愛そうな見た目は、同情を呼ぶ。が、それは覚悟の証でもある。サンジがなぜ、足攻撃なのかも知った。大事な料理人の腕を怪我しちゃ、仕事ができないから。言わない過去があるからこそ、相手の言い分を一旦聞く。採用不採用は別の話。大事な人を守るためには、全員を生き残すためには、目的をドカンと壊すことも厭わない。