2日目:プロデューサー/キャスティング/現場業務の基本
本日から、各セクションの役割・事情についてのインプット。
まず午前は、
プロデューサーの役割+キャスティングについて✨
【プロデューサーとは?】
実際に第一線で働かれているプロデューサーの方からのお話。
本当に様々なことをインプットさせていただきました。
例えば、プロデューサーと"ライン"プロデューサーの違い、、、、
何だと思いますか?
・・・。
これって混同されがちですが、リスクの取り方が大きく違います。
完成保証責任があるかないか、予算を増やす権限があるかなどが違います。※ラインかそうでないかによって、スタッフロールでのクレジットの載り方も変わります。だから大事(^^
国内か海外かで慣習も違うので、
作品に対して、自分はプロデューサーなのか?ラインなのか?
しっかり把握して、周知しておくことが大事だそうです。
また、TVと映画で違いもあります。
基本は、TVは放映局の予算次第、映画はプロデューサーの予算次第。
そして映画の場合は、「実行委員会形式」(無限責任で出資しあい分配する)も多いです。
そのため、映画においてはプロデューサーがいかに制作費を持ってこれるか、その手腕もポイント❣❣
そのほか、様々な現場事情を教えて頂きました🎵
【配信について】
ちなみに、最近はAMAZONなどの配信も増えてきて、
制作費の形式は大きく変わっています。
※例えば、
1.2億円の制作費を配信会社1社が100%負担してくれる場合なども。
その場合、配信からの収益はプロデューサーに入りませんが、
映画館などでの公開分の収益は利益としてまるっと入るうえに、
制作に集中できます。
ある配信会社の場合、
オリジナルと、owned(ライセンスのみ借りて配信)で、
制作費も、企画の通し方や通す相手も、大きく違います。
どう違うか??
詳しくは講義にて✨
【キャスティングについて】
キャスティングについての講義もあったのですが、
生々しい話があまりにも多かったので、WEB公開は控えます!w
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午後は、現場用語・現場携行品+タイアップ・リースについて✨
【現場用語・現場携行品について】
「わらう」(笑うじゃないよ)
「せっしゅう」
「八百屋」
「パン」
こういった業界用語や、実際に持って行った方がいい現場セットについて習いました。
すぐに使いこなせるわけではないけど、徐々にインプット、、
【タイアップ・リースについて】
衣装・小物含めて、撮影に必要な品はスタジオにない場合も多いので、
リースまたは買取で調達します。
しかし、予算的な問題や時間的な問題(撮影する季節にイメージ通りの服が手に入らない)もあるため、タイアップ(いわゆる協賛)を依頼する場合もあります。
※具体的には、過去借りたことがある会社や、HPで調べた会社をリストアップして、電話をかけて、都度タイアップの依頼をします。
番組名・キャスト名・放送時間帯などによって、貸してくれやすさが変わります。深夜枠、地方局の番組だと、タイアップしづらいということも。。。
ほか、主演俳優さんや監督さんの知名度によっても、借りやすさが変わるそうです。
ほか裏話や失敗談もたくさんお伺いしましたが、、、
とりあえず一点!!!
物品を返却しなくてはいけない場合は、
撮影とはいえ、丁寧に❣❣扱いましょう、、、
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