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8日目:美術部

【美術部とは】

役割は、監督のイメージに沿うものの「具現化」です。
監督の指示から意図を読み取り、直接的な指示がない部分まで作り込み、
世界感を作り上げる。

全体から細部に至るまで、丁寧に✨


美術と聞くと、
大道具を想定しがちですが、小道具やキャストの持ち道具も管理します。
※持ち道具は、衣装部管轄か美術部管轄か、曖昧な現場もあるとか、、


実際に建て込んだ際の光の入り方も大事なので、
照明部との連携も大切。
窓や上部からの光の入り方の設計は、美術の建て込みに影響します。

美術部の大変なところは、
撮影までの短いスケジュールでセット組みを終わらせる必要があること。
1日でも遅れたら大変なので、納期は必須です!

また、前はデッサン力が強く求められていましたが、
最近は技術進歩に伴い、CG力も求められるようになっている。

体力と才能が要るセクションだなと感じました。


そのほか、撮影の裏側はいーーっぱい聞きました。

雪はバブルマシーンで降らすことが多かったり、霧はスモークマシンで出したり、刀剣は実はジュラルミンだったり、ダイナマイトは造作と火薬が別だったり、、、(!!)


自分は映画をよく見ていて、
「この演出どうやってつくっているんだろう?」と、
疑問に思うことが多かったので、裏側を色々聞いてきました。


たとえば、銃を発砲しても実際に弾丸は出ません。
火薬と煙だけ出します。一発当たりいくら、、、?

こんな話も講義で伺いました✨


次回からはいよいよ撮影実習に向けての実習です。楽しみ❣❣

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