2012年のハンサムライブに行けなかった21歳の私へ
2012年の冬、社会人1年目の1人のオタクは絶望の年末を迎えていた。
当時の私は、自由に有給休暇が使えないつまんない会社で社畜をしていた。
「下っ端のくせに」「若いんだからもっと働け」という地獄の風潮に負けず、持ち前の図太い精神をもって、現場のために休んだこともあったが、さすがに年の瀬。
仕事納めに向けての慌ただしい雰囲気。
1番若手だから大掃除に参加しないのも気が引ける。
私はハンサムライブに行くことを諦めた。
※その後、ハンサムライブに行くためにこの会社を辞めるのですが、また別記事でエピソードを書きたい
行きたくて、行きたくて、本当につらかった。
結局ライブビューイングにも行けなかった。
(今の私の精神力であれば、どんな手を使ってでも行っていると思う)
でもね、あのときの可哀想な私、
2020年になったらそれ、(ほぼ)フルで見れるで。
https://liveviewing.jp/statics/lvfes-handsome2012/
「ライブ・ビューイング フェス2020ーAct Callー」プロジェクトの演目のひとつとして「SUPER ハンサム LIVE 2012」が映画館と動画配信サービスで上映・配信されることになったのです。
私は7月23日の動画配信を視聴しました。
ちなみに8月6日にも上映・配信されるのでまだご覧になっていない方はぜひ。
今、見終わって大分経っていますが、全然興奮が冷めません。
このライブは断片的に円盤に収録はされており、もちろんその映像は何度も見ていましたが、何しろ初見の映像が多かった。
今後も円盤化されるかは不透明ですので、覚えている限り書き留めておこうと思います。
※猪塚健太さん・平埜生成さんを贔屓しています。御容赦ください。
▼OP〜THIS IS THE TIME
初っ端出てくる水田の幹部感!!
時代を感じる長髪!でも育ちの良さが滲み出てる!さすがアミューズ!!!
と興奮してたら早々に出てきたテニミュ2nd三人衆(小関・平埜・猪塚)
この3人の組み合わせかわいいんだな〜〜
歌割りとかもこの3人にしてくれること多くて本当にありがとうアミューズ。
私は唯一、2014年のハンサムライブに行ったことあるんですが、その時も思ったこと
猪塚顔も肩幅もでかくてめっちゃ見つけやすいありがとう大好きだよ
ライブの時は前髪を上げてめちゃかわおでこを見せてくれていることが多いのですが、それも相まって見つけやすい。
ハンサムライブは演者が多く、背格好もよく似ていて、メンカラがある訳でもないので衣装で判別をつけるのもなかなか難しいのですが、猪塚はすぐ見つかる。
いやいや、すぐ見つけられるのって肩幅とかではなく愛の力なのでは??と思って、同行していた友人に聞いたのですが、「わかる…私も思ってた……猪塚まじ顔デカくて見つけやすい」と言われました。
視認性高い推し最高では????????
顔と肩幅の話しすぎました。
はるたけの大ボス感はやはりすごい、アミューズ背負ってる、華がある。
ていうか猪塚マジで顔が良いな。
▼ベストスマイル〜PARTY RIDE
「スイーツがめっちゃうまかった」と笑う春馬にこの世にある全てのコンビニスイーツを買い与えたい。
▼SIGN
猪塚ノースリーブ???????なんか腕に布巻きついてるかわいい。
カメラに全然抜かれてなくてもうそれもかわいい。
▼Butterfly
も〜このメンバーのハンサムでの幹部感と人気はすごいですよね。
この時の壮ちゃんのビジュアルが曲にピッタリだと思う。
ダンスが上手いのはもちろんなんですが、表情の作り方も素晴らしいです。儚くて、でも余裕たっぷりで。めっちゃButterflyだわ……。
▼キューティーハニー
待ってこれ猪塚ワンフレーズも歌わせてもらえてなかったん?????(初見)
奈落に沈んでいくイノーティハニーを見て泣き崩れましたが、水田と健がめちゃめちゃアイドルしてるので許しました。
水田航生あんなに育ちが良さそうな顔して(?)、日々優等生感を醸し出しといて(?)、しっかりカメラサービスもファンサもウインクも出来ちゃうのズルくない???しゅき
▼君だけのHERO
キューティーパワーが切れたみんなのヒロイン猪塚健太が緑レンジャーしています。
魔法少女も戦隊モノも出来ちゃうの?
猪塚がニチアサを牛耳る日が近く来るわ……(8年前の映像です)
▼LOVE PHANTOM
nanikore?(初見)
春馬の映像から入って「ああ、ホワセレか」と思っていたら。
何これ??????????
春馬はワンフレーズも歌わず、賀来ちゃんだけの歌唱ですが、ちゃんと2人の作品になっている……。
ダンサーもたくさんいて、もちろんその中に推しがいるのはわかっているのに、2人の世界から目が離せない。
そして、2人の絡み。
ヅカやん??ヅカのレビューで見るやつやん?????
※宝塚のレビュー(1部のお芝居の後に上演される2部のショーのこと)では男役同士が絡む演出がたまにあります。
(大体片方が余裕たっぷりに相手を翻弄して、もう1人は逃げ惑うけど最後は抗えず異世界に連れていかれたり、唇を奪われた後、意識不明になったりする)(説明が壊滅的に下手)
ハンサムでこんな風に演者同士が絡む(オタクが喜ぶ)演出をやっているイメージがなかったので、最高潮に興奮してしまいました。
色っぽかった……。
もしかして、かくはるってシンメなのでは…?
この世界観で途中休憩を挟む3時間45分のミュージカルやってほしかったです。
最後の、春馬が賀来ちゃんに攫われていくシーンだけ何かの円盤に収録されてたと思うけど、ギャグ演目だろうと今まで思ってた……。(2014のアナ雪のせいです)
ここだけは興奮しすぎて同じようなことをTwitterに書き殴ってしまいました。
ツイートを見つけたらそっとしておいてください……。
▼white serenade
ハンサムメンバーの中でも賀来ちゃんの歌声がずば抜けて好きです。なんかくせになりますよね。
てか、かくはるシンメやな???????
※アミューズ好きと言う割に、自分が観劇したことのあるメンバー以外の関係性には疎いことをお許しください。
▼僕たちの在り処へ〜一人じゃないからね~僕らの夢と希望~
黒スーツいいですね!!!!!!!!!!!
スーツの男たちが集団行動しているのを見ると涙が出るの私だけですか?
(例:宝塚の黒燕尾ダンス)
塁斗と春馬の歌声の重なり方が気持ちよくてとても好きです。
▼ゲームコーナー
こせきなり〜〜〜;;;
まだまだ若くてフレッシュで、どこか揺らぎのある感じの二人。
何度も言っているのですが、こせきなりのキャッチフレーズは「大人になんかなるな」です。
(出典:まゆゆの写真集)
「なんっっで生成の相手役猪塚じゃないの!!!!!!!」とブチ切れてしまいましたが(たっくんは何も悪くない)(きな猪塚強火の私が悪い)健の相手役してたんで許しました。
だって私のストーリの中の君はヒロインだから。
生成こんなんめちゃめちゃ苦手だろうに……よく頑張ったね。
健子肩幅鍛えてんの?めっかわじゃん????
▼HOT LIMIT
皆様腹筋ありがとうございます。
▼女々しくて
猪塚の笑顔だけが輝いて〜!
いっぱい映ってよかったねえ〜〜〜〜
今この瞬間世界一のアイドルだよ〜〜〜
▼キミノリズム
お亮がすごい陽キャに見えます。
生成だけネクタイが乱れちゃってるのかわいすぎますね。
小関の歌声はサイダーみたいな清涼感と透明感です。おかわりください。
▼DEAR MY GIRL
オタクはみんな大好きDMG!
この映像は円盤収録されてるのと一緒かな?
何度も見てるのに、今回ばかりはちょっとだけ泣いてしまいました。
▼THRILL
オリジナルメンバーのスリルはやっぱスケベだな〜〜?!!!?
会場行って「キャーー!!」って言いたかったな〜
▼ So Free
めちゃめちゃいい感じの顔をやたらカメラに抜かれるようになる猪塚がかわいい。
そう、うちの推しカメラサービスができるんですよ。
唯一会場まで行った2014年のハンサムも客先そっちのけでカメラサービスばっかりしててめちゃくちゃ愛おしかったですね。
▼シャナナ☆〜無礼講!!!
劇プレメンバー出てきてびっくりしました。
そっかこの年のに出てたのか。
髙頭さんのスタイルがパリコレで誰よりも衣装映えしてました。
度々ウインクやら投げキッスやらする水田!自分のかわいさわかってやってるやろ!!!すき!!!!!
あ、かくはるシンメなんですね。
▼Feel The Same
平埜生成が汗ビッショビショなのにグレーのTシャツ着てることに要らぬ心配をしてしまいました。
かくはるシンメシンメ言うてますが、そもそも声の相性もいいんですね。
ゆじろさんが曲〆に言う「オナジキモチデ〜フィールザセイム〜〜」は歴代ハンサムライブ史上1、2を争う大好きシーンです。(大クセ)
▼お手紙
ありがとう大好きだよ心から感謝してます。
▼With You
小指を包み込む振り付け、優しくて大好きです。
▼エンドロール
不意打ちで泣かしてくるのやめてくれ〜〜
まとめ(最後の方疲れてたやろ)
・初見映像が多くて本当にありがたかった。
・イノーティーハニーにハニーフラッシュさせてあげたかった
・はるたけがつとぷで仁亀でふまけん
・でもかくはるがシンメ
結果、LOVE PHANTOMのせいでかくはるに目覚めてしまってますね????
これからハンサムの円盤見るのが2倍楽しくなっちゃうね!!!!
最後に、あえて触れないのも自分の中で不自然だと思ったので。
春馬の訃報を知ったとき、頭がからっぽになり、手が震えました。
想像もできないような悲しい出来事が起こってしまうのだと、怖くなって、得体の知れない何かを恨みました。
悲しくて、寂しくて、気持ちはぐちゃぐちゃなのに、思い出す彼はいつも笑顔でした。
事務所の発表文書の中で、三浦春馬の人柄を表現する言葉として「誠実でチャーミング」というものがありました。
こんなにも的確で、愛があって、スっと落ちてくる言葉があるのだと。
私は春馬の大ファンという訳ではありません。
もちろん、大好きな俳優さんの一人ではありますが、他に追いかけている推しがいて、その推しと共演している彼の出演作品を目にすることが多かったと思います。
猪塚健太が出ていた、地球ゴージャスのガラコンサート。
中間淳太が出ていた、ごくせん。
ハンサムライブもそのうちのひとつです。
猪塚を好きになって、アミューズという事務所の俳優さんたちをたくさん知って、好きになって、舞台を観に行きました。
たった1度だけ、ハンサムライブにも足を運ぶことが出来て、映像化されたライブは何度も何度も見返して。
そのうち、アミューズの、ハンサムライブの「ハンサム」を体現したような俳優さんが三浦春馬だなあと思うようになりました。
そう思ったきっかけが何だったのか、今となっては思い出せません。
ただ、彼の周囲の方々のコメントを目にする度に、「ああ、彼はやはりハンサムだ」と思うのです。
ハンサムライブのDVDで推しが映っている部分以外に、何度も巻き戻して見たのは「DEAR MY GIRL」の「この想い君まで届け」と歌って優しく、楽しそうに笑う春馬の顔が画面いっぱいに映るシーンでした。
「なんでか何回も見ちゃうな〜」と自分でも不思議で仕方がなかった。
間違いなく、彼の魅力に惹き付けられていて、自分の中で彼はどこか特別だったのだと思います。
この2012年のハンサムライブもそうですが、これから私が出会う彼の作品を、楽しんで愛して、ずっと大切にしていきたいです。
春馬がゆっくり休んで、これから何十年も先に仲間たちと天国で笑顔で再会して、積もる話がたくさんできますように。
ありがとう大好きだよ。
これからもずっとファンでいさせてね。
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