ニューヨークで考え中4巻!
今日も絶好調で暑いですね…。
絶好調で何もしたくないです。しますけど。頑張りましょう。
今日は、ずっと楽しみにしていた近藤聡乃さんのエッセイ漫画「ニューヨークで考え中 4巻」を購入したので感想を。
本屋さんで1巻を立ち読みして、休職した時に大人買いした作品です。普段漫画を読むことが少なく、漫画を買っても1巻だけ買って満足することが多かったのですが、この作品は手元に置いておきたくてまとめて買いました!
普段、エッセイを読むのが好きで、モチベーションを上げたくて主に海外に在住されている方の作品を読むことが多いのですが、この漫画はモチベーションというよりは「ホッとする」ために読んでいる気がします。この漫画で描かれているニューヨークは素朴でリアルなので、パワフルで活気のあるイメージよりももっとグッとニューヨークが近くに感じるんですよね。ニューヨークにいるのに、日本を感じられる感覚というか、落ち着く居場所を見つけられるというか…。近藤さんが描く絵が好きというのもあるんですが!とにかく、なんとなく落ち込んだから気持ちを少し穏やかにしたいなっていう時に読んでいます。
4巻はコロナ禍から少しずつ日常に戻っていく中でのお話から去年世界で起きた出来事についてのお話と深い内容が多く、じっくり時間をかけて読みました。まだまだ記憶に新しい出来事が多くて、改めて自分でも考えることが多かったです。
一番印象的だったのは235話の「それぞれの」。
SNSが発達したことによって、日本だけでなく世界で起きている出来事が手にとるように分かり、他人のことですら敏感になってしまうわたしは暗いニュースに引きずられて何もできなくなってしまうことが多いです。暗いニュースの中、どこか楽しい場所に出かけるとそんな自分と周りとのギャップが苦しかったり、いいことがあってもあんまり喜ばない方がいいよな〜という誰に向けてなのかはっきりわからない遠慮があったり。でも気にせず生きている人もいるし、みたいな。最近特にそういうことを考える時間が多く、このエピソードの内容もそうでしたが、枠外にあった近藤さんの「誰もがその時々に違う世界を行き来しながら生きている、」という言葉でかなり気持ちがすっきりしました。
他人が見えやすいからこそ、みんなそれぞれを生きているのが分かるわけだし、何があっても今日みたいに暑い日は暑いし、旅行へ行ったら楽しいに決まってるし、桜は当たり前に咲くわけだし。
新しく家族になった猫ちゃんのエピソードも新婚旅行に行かれた時のエピソードもまた少し落ち込んだ時にお世話になると思います。
わたしも穏やかな日常を沢山残していきたいな…!
https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1120&kw=ニューヨークで考え中
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