【知らないことを知る】というアクションが個の力を高めるという風に捉えられてないことが僕としては違和感 -バルサメソッドが僕たち日本人に必ずしも通用しないワケ-
Hola Chavales!!!!
当然のことながら、
僕の知り合いには日本を出て海外でプレーしてる選手が多くいます。
基本的にスペインの現地で出会う方はサッカー関係者の方が多いので。
でさ、日本に帰ってきて日本のサッカー関係者の方々とお話しする機会も少なくないんです。
そこでサッカーのハナシをするときに、
自分が思ってる以上に、
6年間もスペインに居るとサッカーに限らずですが【日本人の感覚】みたいなものが良くも・悪くも無くなっている気がしてて。
特に【サッカーに対する考え方】の違いというのは毎年敏感に感じるようになっている自分がいます。
直接話してて思うのは、
思っている以上に【サッカーを理解することの大切さ】に気づいてもらえないということ。
これは価値観の違いなので良い・悪いではないですが、
最終的に問題解決の解決策として挙がるのは【個の力】というワードで、
【個で打開する】とか、【個で一枚剥がす】とか。
どうしてもピッチ上で問題が起きた時に【個の力不足】にフォーカスされがちな傾向に強い印象を受けます。
でもこれはしょうがないと思っていて、
やっぱり自分たちのクラブで育ててトップチームで活躍する選手を輩出するという限られたクラブができるカタチではなく、
自分たちのクラブで育てた選手を外(海外)に売るというカタチだからです。
これは一人の選手が、
【チャンピオンズリーグに出たい】という夢を持った時点で、
その夢はJリーグでいくらチームとして優勝しても出場できないので、
チームとしてではなく個人として売られていく必要があります。
なのでむしろバルセロナの育成のやり方を真似しても、
それは【クラブで育ててトップチームで活躍する選手を輩出するという】という背景があるので、意味ないのかなって僕は思ってます。
ただ僕が【個の力】という言葉を聞く限り違和感なのは、【個の力=技術レベルのハナシ】であること。
【知らないことを知る・新しいことを理解する】というアクションが個の力を高めるという風に捉えられてないことが僕としては違和感だったんです。
今こうやって僕の記事を読んでる時点で、
少なからず【サッカーを理解することの大切さ】には薄々気づいてる方々だと思うんです。
で、僕は多くの方々は気づいているけど行動してないだけだったと思ってたんですけど、
そもそも気づいてる方も少数派で、
多くの人は何も疑うことなく今まで通りのままなんだなっていうのは最近の気づき。
ちょっとこれからも『サッカーを理解しなさい』ということを伝え続けないと広まっていかないんだなと思う。
たぶん海外に居る僕が言うと、
【海外】というだけで聞く耳を持たない方もいるので、
既に行動を起こしてる方は周りの人にも伝え続けて欲しいです。
僕の友達曰く、
最初はそんなこと言っても聞く耳を持ってくれないそうなので根気強く伝え続けていきましょう!
では前置きはこの辺にして今日もサッカーを学んでいきます。
本題はスペインサッカー研究所で!
“現役プレーヤーも、親御さんも、指導者も、サッカーファンも、世界各国から約150名のメンバーが集うサッカーコミュニティ“
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