僕の今までの人生で最も衝撃を受けた【6番】でプレーできる高校生のハナシ –【6番】は頼むから走らないでそこに居てスペースを埋めて–
Hola Chavales!!!!
7月のテーマとしては、
【サッカーというスポーツの構造を再定義する】
新シーズンが始まる前に改めてサッカーの構造を整理するということを丁寧に議論しまして。
そして8月のテーマとしては、
【サッカーというスポーツにおける“9番“の意味】
FWの役割ってなんなのかというのを、
ボールの前進とフィニッシュの局面に分けて深掘りしました。
今でも読めるので興味がある方はぜひ。
でね、今月はどうなのかというとシーズンが開幕したのでプレシーズンの取り組みとシーズン中の仕事の変化について。
そして久しぶりに【6番】のハナシを今日の記事含めてしています。
今日の記事の内容は、
プレシーズンの映像を元に【6番の立ち位置が変わるだけでここまでチームのクオリティが変わるのか】というハナシ。
少し概要を説明すると、
プレシーズンの場合は前後半で選手を入れ替えたりします。
ある試合で韓国人の選手が【6番】として出場したことがあったんですがもうグチャグチャで。
過去何度も言っていますが、
“【6番】を理解する上で最も難しいこと=走らないことを理解すること“
(語弊がないように伝えると、走らないといけない場面もあります)
過去に監督やコーチに理不尽に走らされた経験がある方いると思うんですが、
走った後に【体】はもちろん疲れるけど【頭】が疲れることはないじゃないですか。
考え過ぎて頭がズキズキする感じ。
でね、素走りが良い・悪いの議論ではなく、
素走りをしたところで【頭】(考えること)に負荷がかかるわけではないということは体験してるはずです。
『歯食いしばって走らなくて良いから、その瞬間瞬間で常に正しい場所に居てくれ』
って言われたときに『???』になる自称【6番】の選手結構いると思うんです。
『いや、僕には分からないのでとにかく走ります。球際で相手潰します』ってなっちゃうパターン。
あんだけ『こんな走り意味ねーよ』って言ってたのに、
『走れ』って言われた方が考えなくて済むから楽だったじゃんって後悔するパターン。
サッカーを学ぶ努力をするから走る距離が短くて済むのか。
サッカーを学ぶ努力しないからせめてたくさん走れるように努力するのか。
せめてどっちかはやっておいた方が良いと思います。
この選手は2シーズン前に一緒にやってた【6番】の選手です。
『ルーカスはセンターサークルの中から出てこない』っていう表現をされてたんだけど、常に正しい場所に居て、一番走らず、一番ボールを奪う。
ってな感じで【6番】はめちゃくちゃ難しいんです。
今月は何回かに分けて【6番】のハナシが出てきます。
今日は【6番が走り過ぎるとどうなるのか】というハナシです。
興味がある方はチェックしてみてください。
ではまたー。