指導者本人が何かを考えて選手に伝えるというよりも、指導者は選手に【考えさせる】ことがゴールであり評価になる現状 -選手本人が自分自身で考えて行動すること】への美化-
Hola Chavales!!!!
ではまず初めに昨日の記事の続きのハナシからしていきます。
僕たち日本人の指導(教育)法として、
【選手本人が自分自身で考えて行動すること】を美化している傾向にあると思うんです。
故に試合中のベンチからの指示でも、
『ピッチ上で自分たちで考えて!』とか、『そこ選手同士で話し合って決めて!』とか、
要するに指導者本人が何かを考えて選手に伝えるというよりも、
指導者は選手に【考えさせる】ことがゴールであり、評価になる傾向が少なくないはずです。
様々な価値観があるので自分の考えに合わないことを否定するつもりはないですが、あくまでも一個人の考えで言うと【教われない世界】が嫌いです。
【教われないが故に知らないまま過ごした何十年間で失われるもの】の方が大きいと思っているので。
だからこそスペインサッカー研究所を通して【教われる場所】を作り、
【知らないことにより失われるもの】を無くなるようにしています。
意外と多いのよ、知らないだけで損してること、サッカーに限らず。
でね、ただ僕たちの自主性を重んじる背景を変えることは不可能です。
それは文化に領域に近いくらい根付いてるものだから。
だからこそをそこを逆手に取って、
トレーニングも自分で考えられるようになった方がいいよねというハナシを昨日はしたんです。
自主練なんてまさしく自主性のもと成り立ってるトレーニングじゃん?
じゃあどのように作っていくのかというハナシに入っていくんだけど、
先に結論を言うと、
起こしたい現象を予め決めて、その現象が起こるようにトレーニングを設計できてるかどうかという事はサッカー理解度と強く結びつきます。
要するに起こしたい現象の仕組みを理解して、
その仕組みを表現するために【マーカー・コーン・人の配置・etc】などの様々な用具やルール設定を考える。
そして本当に起こした現象が起きてるかどうかを振り返る。
これを自主練のメニューを考えて、トレーニングするサイクルに落とし込めるだけで相当サッカー理解力を深められると思ってます。
なので昨日と重複しますが、
僕たちの自主性を重んじる背景にトレーニングメニューを自分で考えられる能力というのは一つのヒントだと思います。
ここを踏まえてじゃあどうやって考えればいいのかというハナシをします。
続きはスペインサッカー研究所で!
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