その選手本人のポジションで想定させる状況・プレーエリアの中でどれだけボールを触ることができるのか -監督・コーチが理解するのを待つ前に今プレーヤーができること-
Hola Chavales!!!!
現在海外組はオフシーズン真っ只中なので、
色々な選手たちを呼んでトレーニングをしています。
もし参加できそうな方がいたらいつでもウェルカムです。
これはスペインサッカー研究所のメンバーの方は既にご存知だとは思いますが、
ポジションに特化したトレーニングを【エスペシィフィコ】と呼んでいます。
そして一日のトレーニングで必ず、
2つの明確な状況を設定してトレーニングするというルーティンでトレーニングが構成されています。
でね、
一回のトレーニングを設計するに当たってものすごく大事にしていることは、
要するに【CB】であればグランドの中央でターンするようなトレーニングはせずに、
低い位置でボールの循環のトレーニングをするとか。
で、ここで自分のチームのトレーニングを振り返ってもらいたいのですが、
この一週間のトレーニングを振り返ってみて欲しいんです。
状況というのは、
【8vs6:ポゼッション】とかはカウントされないくて、
【カウンターにおける3vs2】というようなものが状況設定です。
で、特にどれくらい一回のトレーニングでボールに触っているかどうかというのは甘くみない方が良いです。
例えば1チーム40人居て、
一回のトレーニング(セッション)で10回しかボールに触ってないとします。
方やもう一方のチームは20人で、
一回のトレーニングで倍の20回アクションをすることができたとします。
これが中学の3年間で、
2,000セッションあったとしたら、
前者は【20,000回】アクションをして、
後者は【40,000回】アクションをすることになります。
これ相当な差ですよ。
そしてその【2,000回】のセッションの内、何個の状況に出会えるのか。
これも差になります。
ただ基本的練習メニューは選手が決められないのでこれは【運】です。
ただ今月と来月ではオフシーズンを活かして、
少しトレーニングのハナシがスペインサッカー研究所で出てきます。
もちろん監督・コーチが理解してトレーニングを作ってくれてることが理想ですが、
そこを願って変わるのを待ってる時間が選手にはないと思うので、
選手の方も自主練の参考になるように丁寧に説明していきます。
もし一緒にトレーニングできる選手がいましたらいつでも連絡ください!
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