走らない、頑張らない、歯を食いしばらないことで輝く【6番】は僕たち日本人からしたら理解しがたい -【個の成長】を促すために【サッカーというスポーツを理解すること】-
Hola Chavales!!!!
この間、
たまたま日本で知り合った方々がスペインに来ていて、時間を合わせて食事できる機会がありまして。
日本の指導現場で長く働いてる方なので、
【サッカーを教われない世界の現実】とか、【育成のどこに課題があるのか】とかそんなハナシもすることができたんです。
でさ、一つの会話の中で『息子はサイドバックでプレーしてるんですが将太くんはサイドバックには何を求めますか?』っていう流れになったんです。
で、僕は『うーん、長い距離を走れるとかですかねー』みたいな。
そしたら『あとはー?』って。
ここからが僕の答え。
『才能は作り出すことはできない』ってハナシをしたんです。
どういうことなのかというと、
一人一人間違いなく武器(才能)があるんです。
それ以外の才能を外から作り出すことはできないと僕は思ってるんです。
以前も記事で話したように、
大事なのは【何ができるようになりたいか】ではなくて【自分の武器の活かし方は何があるのか】にシフトチェンジすること。
つまり僕が大事だなと思うのは、
【僕がサイドバックに何を求めるのか】ではなくて、
【サイドバックの選手の才能の活かし方は何があるのか】を僕が考えることが重要だと思うんです。
日本の育成のベースになる考え方というのは【個の成長】だと思うんです。
そう言われて僕も日本で育ってきたんです。
でね、僕も【個の成長】が大事だと思ってるんです。
だけど【個】が大事だからこそ【個の成長】を促すために【サッカーというスポーツを理解すること】が大切だと思ってるんです。
なんでかって言うと、
【何ができるようになりたいか】ではなくて【自分の武器の活かし方は何があるのか】にシフトチェンジしないといけないからです。
でね、ここまでを踏まえて今日のテーマは【6番にとってなぜダブルボランチは居心地が悪いのか】という個人分析からのハナシ。
日本人の中で【6番】の選手って僕の肌感覚ではそう多くない。
走らないということを理解しないといけないし、
頑張らないという事を理解しないといけない。
それって僕たち日本人にとっては理解するのが難しい。
個人分析というのは【個】にフォーカスできるので、
『あなたの才能はそこにはない。あなたの才能はこっち。だからその活かし方を考えていきましょう』ってやっています。
例えば、
誰よりも速く走れる選手は【どのように走るのか】を考えることが【個を磨く】ということなんです。
究極に個にフォーカスするのであれば、
【自分自身を知った上でサッカーを理解し生きる道を見つけること】にあると思います。
ここからが本題、
【6番】ってレアキャラだけど、
『自分は6番かもなー』って思ってる選手もいると思う。
それを判断する上でのポイントを紹介します。
続きはスペインサッカー研究所で。
“ボールを触らずにサッカーが上手くなる“
“今までテレビで観てたサッカーがもっと楽しく観れる“
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