【外す・いなす・かわす・矢印の逆をつく】:スペイン語でそれらに該当する単語がパッと思い浮かばない -あなたはサッカーをどの単位で考えられてますか?-
Hola Chavales!!!!
今日は昨日の記事のハナシにも繋がりますが、
サッカーの考え方のハナシをしていこうかなと思います。
どっちが良い・悪いはないですが、
今日は僕がスペインに来て考え方が変わったことについて紹介します。
【外す・いなす・かわす・矢印の逆をつく】
スペイン語でそれらに該当する単語がないんです。
(たぶん僕が現場では聞いたことないだけかもしれないけど)
僕と同じようにして取り組んでいる方もいるかもしれないですが、
日本いた頃の僕は【自分と目の前の相手との駆け引き】でどう優位性を持つのかということに考え方がフォーカスされていたんです。
典型的なトレーニングがこちら👇
相手を背後に置きながら一瞬のタイミングを外してボールを受けて1vs1。
ここでよく出てくるフレーズが【相手の矢印の逆をつく】。
僕の高校生時代は風間さんの本をよく読んでいたので尚更影響を受けてトレーニングしてた記憶があります。
ただ今では自分の中で全く異なる価値観があります。
アバウトな言い方をしてしまうと、
僕が目の前の相手を攻略するかどうかは関係なく、
チームとして相手の組織をどう攻略するのかが重要であるということ。
例えばよく高さの調節という言葉がスペインサッカー研究所では出てきますが、高さの調節を行うことでボールを受けられるかどうか。
そこに加えて根本的に大事なのは、相手に困難を与えること。
つまりこの場面で言えば【どっちをマークしに行くのか】とか。
この時に自分にマークが来て周りの味方がフリーになれば、
その時点で僕は相手の組織を攻略するのに貢献したことになるんです。
でね、もっと言うと、
これはスペインサッカー研究所の記事でも伝えてますがボールの前進においては、
わざわざ相手の矢印の逆をつき前を向かなくても、
前を向いてる選手を使えればそれで良いんです。
ここが僕が日本にいた頃習ったもの・考えていたこととの違い。
今の説明だとまだ単位が【グループ】で説明していますが本当は11vs11で考えます。
僕がスペインに来てからの変化は、
サッカーというスポーツをより大きな【単位】で考えられるようになったということ。
より大きい単位の計算ができるようになったイメージです。
単位が大きくなればなるほど答えがスッとは出てこないでしょ。
その点で言うとどっちが優れてるとかはないけどスペインに来て考え方が変わったなと思うところの一つ。
僕がスペインサッカー研究所で話してる内容も【単位】が大きいものが多いです。
もし興味がある方は覗いてみてね。
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