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僕がフットボールを捨てた日、『フットボールを捨てて負けた暁には何も残らない』と学んだ -【フットボールを追求する】という自己満足が持つ意味-

Hola Chavales!!!!

フットボールで負けて試合に勝つことを良しとしないカッコ良さ

僕がスペイン代表の【サッカー】が好きな理由。


必ずしも【Fútbol (フットボール)】を追求したチームが勝つわけではない。

むしろどんな大会(リーグ戦を除く)を見ても、

フットボールを追求してきたチームはほぼ勝ってないと言ってもいいのかもしれない。

結果が全ての世界でフットボールを追求するのは遠回りすぎる。


僕は昨シーズン一度【フットボールを捨てた試合】があって、それはレアル・マドリードと相手ホームでの試合。

その時の気持ちは昔殴り書きしたけど、

僕はアナリストとして監督に戦い方を提示するときに【フットボール】を捨てた。

スペイン語ではそういう人を【Cagón (臆病者)】って呼んだりするけど当時の僕はその一人。

一方監督は、

『未だかつてこのグランド(レアルホーム)で他のチームがやったことないことをする』と言って【フットボール】を選んだ。

結果は【4−1】の敗戦。

僕は試合に負けた悔しさ以上に、【フットボールを捨てた自分】が小さく見えた。

そしてその時、

『【フットボール】を捨てて負けた暁には何も残らない』ということを学んだ。


でね、今シーズン再びレアル・マドリードと対戦した時に僕は監督に意見を求められてこう返した👇

『僕たちはボールを握り、試合を支配することができる。他のどんなチームもレアルと戦う時はやらないけど』


結果は【0−4】の敗戦👇


でも悔しさ反面、すがすがしかった。

というのもあの時とは違う僕には【フットボール】が残ったから。


僕が持つ【エゴ】は、

【最もフットボールを追求したチームが全てを勝ち取ること】

それがスペインでも、日本でも、ブラジルでも、ガーナでも良い。

とにかく最もフットボールを追求した選手たちが報われること。

結果が全ての世界だからこそ、そうあって欲しいと思ってるし、そうあるように戦う。


そんでもって【フットボールを追求する】という自己満足は、

結果で負けたときに【フットボール】でマウントを取り返すことではなくて、

【結果で負けたときにそれでも誇れるものを自分自身の中で持つこと】


結果はコントロールできないからこそ、

せめて【フットボール】だけは捨てないように握りしめておこうと僕は思う。


だからこれからも【フットボール】を追求するよ。


ではまたー。


【スペインサッカー研究所】

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