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「0→1 システム開発のプロジェクトマネジメント」質問回答ケーススタディ編

新規事業のプロジェクトの進め方とは?

新規事業の共創カンパニーであるRelicさんと共に開催した、0→1のプロジェクトマネジメントがテーマの勉強会。

当日は、登壇者同士で質問が飛び交うなど、各社互いに学びの深い時間となったようです。

今回は、当日回答しきれなかった様々な質問に、大企業からスタートアップまで様々な新規事業立ち上げに携わる開発PM勉強会の主催、浪川が回答します。

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音声版とテキスト版、ニュアンスの違いはありますが、同様の内容を記載していますのでお好きな方でインプットにご利用ください👂 ✍️

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1. 0→1フェーズの適切なプロジェクト体制が知りたいです

ノーコードで検証できる領域であれば最低限の体制から始めましょう

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新規事業でどんな技術を扱うのか等、プロダクトの難易度にもよりますが、昨今はノーコードやローコードツールも非常に優れています。これらを活用できそうなプロジェクトの場合、プロダクトマネージャーまたはプロジェクトマネージャーに補佐役としてデザイナーまたはエンジニア知識のあるアシスタントが1名いるだけで、かなり具体的な検討まで進められます。
PMF(プロダクトマーケットフィット)する前の段階や、いわゆるPoCと呼ばれるような検証段階の場合は、今後のリスクも考慮してなるべく予算を使わず小さく早く始められる体制を心がけましょう。

2.新規事業のプロダクト初期リリースはどれくらいの期間で出すべき?

MVPを最大でも3ヶ月以内に、を目安にしてはどうでしょうか

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ご認識されているかとは思いますが、昨今の市場変化スピードは非常に早く、また予期せぬリスクの発生にも対応が必要となります。(コロナ禍、緊急事態宣言の発令などはどの業界にとっても予期せぬリスクの一例となりました)
MVPを通して、ユーザーに価値提供が可能なプロダクトかどうかを検証するには、小さく早く失敗と学習を繰り返すことが鉄則です。
3ヶ月も経てば季節もニーズも変わってしまいますので、理想は1ヶ月、各所調整を入れて2ヶ月前後で初期のアウトプットが出せると望ましいでしょう。仮に2ヶ月のスパンで続けると、最低でも1年に6回は検証のチャンスが訪れることになります。

3.再現性の高い新規事業の取り組み方はありますか?

ファクト→インサイト→仮説生成、このステップは広く応用できます

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