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もうひとつの顔、ミャンマーでいま流行りの結婚写真


美男美女の新婚ミャンマー人カップルの写真。コンバウン王朝の王様と妃のファッションで。

ミャンマーではいま、こうしたコスプレで記念写真を撮るのが流行っているそうです。民主化運動とは別の顔のミャンマー。なんだかほっこりします。

ちなみにコンバウン王朝は当時、東南アジア最強ともいわれた国。タイのアユタヤ王朝を1767年に滅ぼしたことで有名です。

アユタヤ王朝といえば山田長政が活躍したり、日本人町があったりしたことから日本でもよく知られていますよね。

一説によると、アユタヤとは「難攻不落の都」を意味し、接頭辞の「ア」が否定形(落ち「ない」)を表すといわれます。しかしそのアユタヤ王朝をコンバウン王朝が壊滅させました。このためミャンマー人は、タイのことを、アをとって、「ヨータヤ」(Yoe ta yar=落ちた都)と呼ぶこともあります。

強かったコンバウン王朝はその後、英領インドを数回にわたって攻め立てます。ですが最後は敗れ、1886年、英領インド帝国に併合されます。インドの影響がミャンマーで強いのはこのためです。

コンバウン王朝はミャンマー最後の王朝。ミャンマーが再び独立を取り戻したのはその62年後の1948年です。ところが1962年から2012年まで60年にわたって今度は独裁政権が続きます。2012年にようやく民政移管されたと思ったら、2021年に軍事クーデター。軍政に戻ってしまいました。

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