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自由への旅 第六章

自由への旅 マインドフルネス瞑想実践講義

ウ・ジョーティカ (著), 魚川 祐司 (翻訳)

自由への旅」を第六章まで読み進めて、その意味を思考で理解は出来ても、すべて体感として捉え感じるには、まだまだです。

一度インドで円になって歩くということを大勢の方々としていた時、風景が一枚一枚のパラパラ画像に見えたことがありました。

それはインド最終日で、かなり波動が上がっていたからだと思います。

ここで良いということはなくて、どこまでも観察して行く。

「自由への旅」は、そういう意味で大変良い指針となる書籍です。

以下転載


★人生の質を高める仕方
p251
*自分自身に尋ねてください。「これを最善の取り組み方、心の最高の質を持って行うにはどうしたよいか?」
p252 第二の洞察智について
*精神的な現象が物質的な現象の原因になり、物質的な現象は精神的な現象を引き起こす。 中略
彼がこの洞察智における十分な強度と、この洞察智における十分な明晰さを得た時、心は自動的に進みます。
p253
*物事が生起し、短い瞬間だけ持続して、それから消滅することもまた、その人は観察しはじめるようになる。 
第三の洞察智(思惟智) 
p257
*そんなわけで瞑想者は、全てがサンサーラ(輪廻的生存)の全体の中で起こっていることを、コンパクトな形で、一目で観察しはじめます。
p259
*私たちは本当のコントロールが存在せず、存在するのは見せかけ上の(見せかけの)コントロールだけだということも知る。
p272
*何物も「物体」として考えることは出来ない。
宇宙全体が一つのプロセスであって、物体ではないのです。
p273
ヴィッパサナーにおいて、私たちは性質についてだけ語ります。
p276
現象の消滅に、より多くの注意を払うと、より鋭い気づきが育まれます。
p283
歩く瞑想において、この段階だと、瞑想者はすべての動きが消失することを感じられます。中略
消えるのは動きであって、形でないということを、何度でも念押ししておきたいと思います。中略
動きそれ自体が、一種の感覚なのです。
*何物も連続的ではないのです。
p294
*パラマッタは固有の性質、特性を、失ったり変化させたりはしません。
例えば熱さが冷たさに変わる。これは不可能です。中略
それらは同じスペクトルに属するものですが、一つのものとして生じながら、別のものへと変化することは出来ないのです。
別のものが生じたとき、それは新しいものです。中略
全ての条件付けられたものは常に新しい。
それらは固有の特性を失うことなく、生成し、消滅します。


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