第4回 太輝 (Japanese ver.)
皆さん、こんにちは。
noteコラムも遂に俺の番まで回ってくることになりました。
パーソナルな深い話は近々皆さんにがっつり話す機会があると思うので今回はDEVILOOFというバンドは一体何なのか?どのように結成されたのか?という話をできればと思います。少し真面目で固い話になっちゃうかも。
昔からファンの人は、もしかすると聞いたことあるって話もあるかもしれませんが、そこは悪しからず。
そもそもの始まりは初代ドラマーのHirotoが高2の時にクラスメイト達で結成した「All Must Die」というデスコアバンドが原型。
コピー中心にオリジナル曲もちょこちょこ演奏していたらしい。
因みに貴重なLive映像がこちら。
(この時まだ今のメンバーは誰も居なかった。)
その後Hirotoはバンドの更なるレベルアップを図り、学校外のメンバーを探し始める。
その時、俺も大学生活に慣れてきて、ベースを探してるバンドはいないかなと考えていた時期で、たまたまネットのバンドメンバー募集掲示板で「高校生デスメタルバンド ベーシスト募集」の投稿を見つけ、
俺的には「高校生がデスメタル?どうせ勘違いしたイキリキッズが、ちょっと激しい音楽してることをデスメタルって名乗ってるだけだろう。俺が本物のデスメタルを教えてやるよ。(暗黒微笑)」という半分冷やかしの気持ちでとりあえず音合わせをすることに。
すると、ところがどっこい高校生にしては演奏力も、バンドへの考え方もしっかりしてて、ちゃんとデスメタル,デスコアを演奏しており、彼等とバンドしたいなと思い加入することに。俺の方が只のイキリメタラーだったのである。
その後、他のパートを探すためにオーディションをしていたのだが、Hirotoは恐怖の独裁的手腕を発揮し、少しミスをしたりするだけで帰らせたり、一時加入したメンバーを週替わりでクビにしたりと、俺もいつクビになるかと冷や冷やの毎日だった。
しかし、そんなメンバー探しの日々も束の間、唯一こちらからのオファーという形でスタジオに入ってもらったボーカリストがいる。
そう、桂佑である。
彼のデスボイスの凄さは元々聞いていたけど、実際スタジオに入って生で聴いた時には初めて「心臓を抉られる感覚」に陥った。初めて合わせた曲はSUICIDE SILENCEの「Unanswered」。懐かしい。
その後、サポートギタリストが入りAll Must Dieとして半年程度の活動を行う。
ただ、桂佑が加入した段階で、彼をこの大阪のローカルシーンに留めておくのは勿体ないと感じたので、その段階でメンバー全員が音楽を始めたきっかけがV系で、且つV系シーンに純粋なデスコアを演奏しているバンドが居なかったので、それができたら面白いと思いAll Must Dieの活動と並行しつつ、V系バンドの準備を始めた。
その際にリリースした唯一の音源がこちら
その間に、加入先を探していたギタリスト達とも出会い、2015年春にAll must Dieを解体し、年末にDEVILOOFを始動させた。
因みにこれは知ってる人も多いと思いますが、DEVILOOFは造語で新約聖書に出てくる悪魔の証明(Devil's Proof)という言葉を繋げた言葉です。
どういう意味かは「Ruin」のMVの冒頭に載ってるよ。
DEVILOOF official Youtube channel
本当は現在までのバンドストーリーを綴ろうかと思ったけど、流石に長文になり過ぎると思うので、とりあえずはここまでで良いかなと。
1番質問を受けるどのように結成したかと、バンド名の由来は答えられたしね。
それにまだ物語として振り返るには早いし、我々は前を向いて行かねばならないと思うので。
そして、このコロナ禍の状況も、いつか笑い飛ばせる過去になるような未来が待っていることを望んで、バンド活動に励んでいきたいと思います。
終わりって思った?
このnoteは2部構成でいきます。
DEVILOOF Member’s Playlist03 Daiki
ここからは俺のplaylistの楽曲達について解説していきます。(全曲じゃないのはご了承を。)
基本は自分が今まで聴いてきた中で、トップクラスに好きな曲達を順不同で集めました。以下の文章は、俺の主観です。
Tornado Of Souls/MEGADETH
・・・俗に言うBIG4の中でもMEGADETHは1番好きで、その中でもこの曲はリフ、歌メロ、Gtソロどれをとっても素晴らしい。この曲の入ってる『Rust In Peace』は全曲が名曲。
Land Of The Free/GAMMA RAY
・・・俺が一番好きなメタルバンド。とにかくメロが良い。アーライ神。
Veil Of Elysium/KAMELOT
・・・この手のバンドにしては珍しくアメリカ出身というのがまた面白い。ゴシック+メロスピ的な。ミドルトーンで聴き手を魅了できるボーカリストって、本当に実力がある人だと思うので、トミー氏の代表格かな。
Silent Jealousy/X
・・・この曲は、俺なんかが解説するのはおこがましいので細かいことは差し控えます。ただ一つ言えるのは日本のメタルシーンとV系シーンにおける頂点に君臨している曲の1曲だと思う。
独壇場Beauty/BUCK-TICK
・・・意外に思われるかもだけど、一番好きなバンドです。今井寿さんは神メロディメーカーだと思ってますし、結局俺自身の根底にV系があるのは、BUCK-TICKがあるからなのかなと。
Blackened/METALLICA
・・・METALLICAも今更解説するバンドでもないですが、彼等について言えるのはキャリアが40年近くになったら殆どのメタルバンドが惰性に満ち溢れた新作しか出せない中、未だに痺れる曲をリリースしているということ。
March Of Time/HELLOWEEN
・・・メロスピの始祖であり、俺がメタルにハマったきっかけのバンド。メロスピ=ハイトーンっていうのも、マイケル・キスクが発端なのかなと。好きなボーカリスト過ぎてキスクの声だと何でも名曲に聞こえてしまう。
A Little Piece Of Heaven/AVENGED SEVENFOLD
・・・海外で人気が出過ぎて日本に呼べないんだよなぁ、、、なんばHatchで観れたのが奇跡。来日希望。近年はミドルテンポ主体の曲メインだけど、ミドルテンポでメタラーを納得させられるのって難しいのに見事に成し遂げてる。何気にM.シャドウズって滅茶苦茶歌が上手い。
Into The Pit/TESTAMENT
・・・歌えるスラッシュメタルって良いよね。バンドのファンでもあるけど、スティーブ・ディジョルジオとジーン・ホグランの最強リズム隊のファンです。
Carry On/ANGRA
・・・メタルの名曲中の名曲。エドゥのVoが好きなので敢えてLive ver.をセレクト。後半ラストサビのハイトーンヤバいです。言葉にできない。
Heroes/Masterplan
・・・大人のメロスピバンド。渋い。ヨルン・ランデのVoが神がかってる。この曲はマイケル・キスクも参加していて、神ボーカリストの戯れを楽しめる。
ENDLESS STORY/Galneryus
・・・この人達の曲を聴くと、人間ってこんなに素晴らしいメロディを思い付くんだと畏怖してしまう。そんなバンドの中でも1番メロディに痺れた曲です。
Ascending To Infinity/Luca Turilli's Rhapsody
・・・本家のRhapsodyがメタルからオーケストラ系の音楽にベクトルを向けた音楽だとしたら、こっちはオーケストラ系の音楽からメタルにベクトルが向いてるバンドかな。映画のサントラみたい。
SHIROYAMA/SABATON
・・・漢のパワーメタル。ライブ会場に戦車持ち込んでライブしてます。気になる方はYoutubeを。この曲も幕末の戊辰戦争をテーマにした曲だったけ。
Interdimensional Summit/DIMMU BORGIR
・・・ブラックメタルだけど、光と闇の融合感が凄い。あとは、こういう系の曲なのに4分程度の尺に抑えてしっかり形にしてるのもミソ。
長い文章読んでくれてありがとう。
playlistは、聴く曲何か無いかな〜と思った時にでも聴いてみてね。
ではまた。