とにかくcadodeを聴いてくれ
今年一番の衝撃を受けた、心にぶっ刺さったエンタメの話です。
(今年まだ3ヶ月あるので、更新される可能性はあるのですが。)
ジャンププラスで連載されていた「サマータイムレンダ」が好きで、今年春からアニメ化されたことをとても喜んでみているのですが、その第一話。エンディングで流れたcadode「回夏」。
※フルバージョンもよいので、そちらもぜひ聴いてみてください。
イントロの、謎めいた声とノスタルジーをかき立てる伴奏、続いて聴こえてくる子どもの声、そして変拍子を挟んで歌に入っていくところ。
歌も、儚げな古い記憶を思い起こさせる響きと、どことなく不穏は響きが通底して流れていく。
これらの、懐かしさと不穏さが、まさに「サマータイムレンダ」を余すところなく表現していて、まずはそのことに驚いたのと、あまりに心に刺さりすぎて、半日立ち直れずにYoutubeで検索して聴きまくるということをしていました。
サマータイムレンダラジオによると、もともとサマータイムレンダは読んでいたそうで、オファーが来たときも喜んだというようなことを話しておられました。
アニメの方は、第2クールに入ったということで、エンディング曲は代わってしまいましたが、今でも繰り返し聴き直しています。
初めての邂逅からまもなく半年経とういうのに、未だに聴けば心を揺さぶられます。
ちなみに、9/29深夜に最終回を迎える(東京では)本編で、もしかしたらかかるかも…という期待を持たないでもないです。
そんなきっかけで今年初めてしったcadodeですが、他の曲も聴いてみるとすごく良くて。
どれもユニークで響きの綺麗な楽曲で、聴けば聴くほど引き込まれる、すっかりお気に入りのアーティストになりました。
というわけで、特にお気に入りの曲をいくつか紹介しておきます。
なので、とにかくcadodeを聴いてくれ。
「たらちね」…回夏と共通して、ノスタルジックな曲調が浸りやすい曲です。それでいてテンポが良くて、クセになって何度も聴いちゃう。
「現世界転生」…かなりエキセントリックな曲であり、仏教的輪廻を想起させる歌詞がいろいろなことを考えてしまいます。こういう曲はなかなか他にないと思います。
「かたばみ」…「回夏」の後にリリースされた曲。打って変わって開放的で爽やかなイメージが気持ちいいです。
他にも好きな曲はたくさんあって、その日の気分によってより染み込んでくる曲は違うけれども、いい曲いっぱいあります。
気になったらぜひ色々聴いてみてください。