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梅雨入り前の木漏れ日の花


 日本気象協会によると今年の梅雨入りは例年よりも早く、5月末には九州から関東甲信で続々と梅雨入りとなる予想。また梅雨入り早々に大雨となる恐れもあるとのこと。北陸や東北の梅雨入りは平年並みとなる見込みだ。
となると梅雨入り前の晴れ間はこの日が最後になるかと思い、先日、木漏れ日が美しいこの森に出かけてみた。

深い森の樹々はすっかり生い茂り、木陰には色とりどりの山紫陽花や山野草の花が、爽やかな5月の風に揺れていた。
この公園のすぐ東側には瀬戸内海に通じる周防灘の海が広がる。
気持ちの良い海風がこの木立の中にまでそよそよと吹き抜けていく。
丘に登れば、大海原から岸辺に向かって白波が押し寄せてくる光景が見渡せた。

昔は5月と言えば1ヶ月近くに渡って明るい初夏の日差しと心地よい気温の日々が続いていたものだ。最近は不安定な気候が多く、そして短い。
だいぶガタがきている身ではあるが、そうした気候変動の中でもできるだけ気持ちよく過ごせるように、しっかりとセンサーを自分の中で働かせておきたい。
梅雨に入ったら、今度は小ぬか雨に濡れた花を撮りに行きたいと思う。




北九州市門司区 日野江植物公園































































































ひだまり
西村由紀江



木漏れ日の丘散策に御一緒いただきありがとうございます





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燿
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