県木の森の木の葉
北九州市若松区にある高塔山の頂上附近にはあじさい園と共に、都道府県の県木が植えられた一角「県木の森」がある。木立の中を吹き抜ける風が心地良く、またいつも人が誰もいないのでお気に入りの場所の一つだ。
ところがよくよく見て回ると、施工当初からはかなり時間が経過し、管理もあまり行き届いていなかったようで、中にはすでに枯れてしまって標識だけが残っているものや、生き残っていても生命力の強弱によって生育に差があるという現状だ。
それでも樹の一本一本をじっくり見ていくと、それぞれの個性の違いがはっきり見えてきてとても興味深い。樹の全体像を写真にすると枝葉が密集して写り、そうした判別が難しいものになってしまうが、葉の色や形だけに焦点を当て写真に撮ると、それぞれの個性が浮かび上がってくるように思う。
枯れてしまった県木を掲載できないのは残念だが、生き残っている樹の葉だけでも記録に残しておこう。
「県木の森」では見ることができなかった県木は次の通り。尚このリストにも写真にもない漏れや間違い等があればご指摘願いたい。
青森県 青森ヒバ
山形県 サクランボ
群馬県 クロマツ
千葉県 マキ
長野県 シラカバ
岐阜県 イチイ
愛知県 ハナノキ
三重県 神宮スギ
島根県 クロマツ
香川県 オリーブ
高知県 梁瀬スギ
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