試作機の成形温度の対応可能範囲を拡充(工事)しました!

WAT事業開発部に2020年9月に導入した多層試作機は、今後のお客様の様々なニーズに対応すべく、順次改良工事を実施しています。

今回は、成形温度の改造を行いましたので、そのご報告です。ちなみに、今回は写真の掲載はありませんm(__)m

従来(今まで)はフィルム製膜時の成形温度は100℃程度までが上限でした。それでは、この設備で製膜できる樹脂が限られてしまうため、成形温度の領域を拡充するための設備改造工事を実施しました。

今回は、製膜する際に使用する成形ロールのうち、2本のロールをこれまでの「水冷式」から「熱媒油温調」に変更し、成形温度を150℃まで上昇できるようになりました。

また、このほかにも、年内にその他のロールの改造や、高温度帯対応の追加改造を順次進める予定です。

これによって、年明けには従来まで対応できなかった高温度帯の樹脂の試作も実施できるようになりますので、早速新たな樹脂のフィルム試作の計画を進めております。

また、追加の改造が終わりましたら詳細をご紹介してまいりたいと思います~


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