やめませんか?足の引っ張り合い。
先日、同僚と話していた際に、このような意見がありました。
「自分の業務(現場)は、体力的にもかなりつらいのに、内勤が同じ給料貰ってるのは納得できない!」
確かに、彼の行う現場作業は肉体的にとても大変です。
私も以前、彼と似た職場にいたことがあります。
そしてその際感じたことは、「外の空気を吸えてラッキー!」でした。
むしろ、年中オフィスにいる同僚をかわいそうと感じたほどです。
要するに、別の業務と比較した給料の妥当性を論じるのは、非常に個々の捉え方に左右される面があり、そう簡単ではないと思うのです。
そもそも、そうした待遇を決めているのは会社(と入社時の彼自身)ですよね。自身の待遇改善を訴える先は、もちろん会社でしょう。
組合等に言うのであればまだしも、同じ社員に向いているのにはとても違和感がありました。
こうした光景は、もう10年ほど前に流行った「生活保護バッシング」と幾分重なる気がします。
生活保護を受けている方の多くは、様々な制約によりセーフティネットに頼らざるをえない人でしょう。(もちろん、不法受給はダメ!)
生活の苦しい人が、同じく生活に課題がある受給者を批判しても、満たされるのはストレス発散だけではないか。と、当時感じたことを思い出します。
会社や社会で、せめて足の引っ張りあいはしないようにしたいですね。