私がドイツ語を選んだ理由
このトピックでは自己紹介に重なる部分が多くなるだろうと感じたので、初めての投稿はこのトピックにしました。最後まで読んで頂ければ幸いです。
ドイツ語を大学で専攻し始めて1年と少しが経つ頃ですが、度々友人から「なんでドイツ語を学ぶの?」と質問を投げかけられます。確かにほぼ世界共通語の英語、話される範囲が比較的広いスペイン語、中国語などを出し抜いて何故ドイツ語なのか、疑問を持たれて当然だと思います。
単刀直入に答えると、"""ドイツに何度か縁があったから"""です。ドイツと触れてきた経緯について少し書かせていただきます。私は中学2年生の時に私の住む街が毎年行うドイツの友好都市との国際交流があり、その一環として2週間ほど東ドイツへホームステイに行きました。そこから私はドイツの文化に興味を持ち始め、知らず知らずのうちにドイツと国際交流のある高校を受験し、気づけば高校1年の時にも東ドイツのホームステイに参加していました。当時はドイツ語が全く喋れない中、無理やり英語とジェスチャーを多用して意思疎通を図っていました。しかし、日本と同様、ドイツは英語が第2外国語なので、当然コミュニケーションにも壁を感じます。ドイツで英語教育が始まったのは最近のことであり、当然50代より年上のドイツ人は英語が全く通じません…
「現地の文化や人間性を知るには、充実したコミュニケーションが必要で、やはり現地の言葉を深く学ばなければいけない。」
1高校生の私は深くそう思い、大学でドイツ語を学ぶことを決意します。そして、今に至るのであります。
つまり何が言いたいか。
「どの言語を学んでも良く、そこに文化や、母語話者がいる限り、学んで無駄になることは絶対にない」
ということです。
よく、大学の第二言語(通称:2外)の選択において、「将来ビジネスに使える可能性が高いから」という理由で中国語を選択する人が多いです。もちろんそれが間違いだということはないです。しかし、利便性だけを重視して自らの言語選択の幅を狭めることには少し違和感を感じます。どんな言語も、それを使う国の特徴と密接に結びついており、言語を深く学んでいけばいくほど、その国の文化、国民性を理解できます。それは英語での理解を大きく越えるものです。皆さんも、英語を学ぶに留まらず、他の言語を学んでみてはいかがでしょうか。(最後は言語学習のすゝめになりました笑)