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読書でまなび「AIドリブン経営」

本を読んだ後に、いいこと書いてあったけど思い出せないと思う事が増えてきました。ここではそんなときの振り返りもかねて、本からの「まなび」を中心にメモでまとめてみました。

AIで奪われる仕事

ほとんどの仕事はAIによる自動化の影響を部分的にしか受けない

  • 奪われる仕事:ただ単に指示されたこと

  • 代替が難しい仕事:主体的に動かしていく必要のある「価値の定義や評価・交渉やコンサルティング・実行・インサイトや発見」のような能動的な業務

DX

デジタルを活用して圧倒的かつ優れた顧客体験を提供し事業を成長させること(事業で稼ぐ、儲けること)

DX人材に求められるスキルセット

  • ビジネス(B):既存オペレーションに対する理解

  • クリエイティブ(C):ユーザーに対する理解

  • テクノロジー(T):技術で何ができるか

  • テクノロジーがまさにAIリテラシーと呼ばれ、ビジネス変革を行う上での最重要のスキル

AIのレベル

  • 強いAI:人間のように振舞う、ある意味で万能なコミュニケーションが可能

  • 弱いAI:特定の領域のタスクにおいて人間にに匹敵あるいは凌駕する性能

レベル1:単純な制御システム(例:人のいる場所にエアコンの風を送る)
レベル2:ルール化された知的作業(例:ECのチャットボット、おススメ機能)
レベル3:機械学習(例:医療における画像解析からの診断、
レベル4:ディープラーニング。機械学習の1種。機会に人間に近い認識能力を持たせることが可能

AIが扱うデータはリスクが低いものから

低:公開済データ、IR情報、採用情報、事例、営業資料
判断が必要:売上、効果、社内マニュアル・規定、正確な情報か不明なもの
慎重:個人情報、法的規制のあるもの、著作権にかかわる、金融・医療

AI活用のヘソを探すための切り口

  1. 収益・価値を高めるレバーはどこか

  2. 新しい顧客を呼び込めないか

  3. 提供サービス・提供価値を前後に広げられないか

  4. 問題の根っこはどこにあるか

  5. 労働集約的になっている業務は何か

AIの時代の働き方

  • 今まで:チーム型組織

  • これから1:プロジェクト型組織。AIを駆使する高スキル人材がプロジェクト単位で参画

  • これから2:ギルド型組織。独立した個がプロジェクト単位でつながる

セキュリティの概念

  • 従来の境界型セキュリティモデル(Trust but Verify 信ぜよされど確認せよ)

  • ゼロトラスト(Verify and Never Trust 決して信頼せず必ず確認せよ)

AIへの置き換えが難しい3つの力

  1. 意思決定力: AIは自分で意思を持たないように設計されている

  2. AIによるUXデザインおよび業務デザイン力

    •  AIをどう活用するかを決めた後に、AIを組み合わせてどのような顧客体験を提供するか、業務設計のスキル

  3. 人間関係構築のスキル

技術とは「技(テクニック)」と「術(コツ)」

コツを磨くには好奇心の源泉を絶やさないこと。好奇心は人間の知性を高める要素で自己成長をもたらすもの

DXを成功させる4つの要素

  1. 現在の業務フローを大きく変える必要がない

  2. 誰でも簡単に扱える

  3. 無理のない投資でできる

  4. セキュリティが担保されている

世界は落下している

本来あるべき方向に向かって、世界は動いているから、抵抗するよりも先に落下したほうがいい

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