オレは独身が良いんだ!#5
玄関の扉を開けるとそこにはもう1人の同期がいた
心なしか少し不機嫌そうである
そのまま家の中まで当たり前のように入っていき
山:ねぇ、○○
昨日の夜、女の人と一緒に歩いてなかった?
コイツ、カマかけてこようとしてやがるな
オレは歩いていないと答える
山:じゃあ昨日久保と何してたの?
あ、これカマかけられてるんやない、バレとるやつや
○:.....…酔ってたから介抱しただけだよ
山:それだけ?
○:実際もういないだろ?
山:確かに..…
私がいるんだから浮気とかダメだから
○:付き合った覚えがないんですけど
山:うるさい、本当は飛鳥さんとかと話すことも禁止に
したいのに
あれ?コイツ意外と重い?
仕事上それは無理だと伝えると
山:分かってるよ、だから今日は夜までひっつくの
そう言って抱きついてくるいつもと違う同期に何も言えなかった
19:00
山:よし!もう大丈夫!
○:8時間近くも抱きつきやがって...…
山:まぁまぁそう怒るなって~
○:はい、とっとと自宅に帰れ
山:あ、○○
いつでも一緒に住む準備は出来てるからね?
○:帰れ
山:はぁ~い
この人達が全員集まったらオレ八つ裂きになるのでは?
出来るだけ会わせないようにしなければ..…
?:ねえ、お母さん
会社受かったけど仕事やっていけるか不安だよぉ……
つづくか~もね