『魔法・想像』#13
まだそれぞれの班が勇者と戦っている頃
△:さて……
い:待った
△:お前も教師…ではないよな?
い:とっとと終わらせましょ?
歌魔法 《いろは歌》
奥田いろは 歌魔法
聞いた者を全てを対象にする
歌の種類は1つのみ
奥田は笑顔で話しかけると△△ごと結界で包み込む
△:歌魔法だと?
~西ノ国跡地~
○:光魔法 《殲滅する光》!
○○は攻めるが3体は連携してくるため、攻めきれずにいた
○:あー!鬱陶しいな!
おどれらとっとと現世から去ねや!
天体魔法 《堕星》!
光魔法 《殲滅する光》
雷魔法 《第二雷》
水魔法 《水龍破砲》
勇者達の三位一体の魔法は○○の隕石を砕いてしまう
○:重力魔法 《縛創星》
○○が手をギュッと握ったかと思えば砕かれた隕石の破片が、それぞれの勇者の元に集まり固め閉じ込める
しかし、10秒も待たずに壊して出てくる
○:5秒もあれば十分や
水と雷の勇者に触れる○○
○:空間魔法×転移魔法
ほれ行くで?
~亜空間~
○:よっと……は!?
亜空間に来た○○、しかし目の前には連れてきた2体以外に居るはずのない勇者が1人
○:やっば、逃げまーすっ! パッ
~西ノ国跡地~
○:危ねぇ………なんで亜空間に勇者が?
あ、林か?
おかえり、○○
○○は声がする方に向くと亜空間に連れていかなかった光の勇者
○:やっぱりお前だけ意志があるやんな
光:気付いとったんか
○:そりゃオレの撃った魔法をそっくりそのまま返して
くりゃ誰だって怪しく思うやろ
光:まぁそれもそうか
○:用件は
光:○○、オレと共にこの世界を獲らへんか?
お前と俺の魔法なら不可能じゃねえよな?
○:だったら皮じゃなくてお前自身が来いよ
光:俺自身が来ればOKしてくれるんか?
○:なわけねーだろうが
お前はいずれ消すさ
光:そうかよ
せいぜい可愛い生徒達を守ってみろよ
そう言うと光の勇者から黒いもやが浮かび上がり消えていく
同時に光の勇者の体は崩れていくのであった
○:………お前を消すのはオレじゃないけどな
~乃木魔法学校~
奥:歌魔法 《いろは歌》
△:(知らない魔法ではあるが先手必勝で消し去れば良い
こと……花の匂い?)
奥:色は匂へど 散りぬるを
△:くそっ、もう魔法の効果の中か!
色が……
△△の見る世界は色を失い白黒になっていく
奥:我が世誰ぞ 常ならむ
△:くそっ!くそっ!こんなところで………!!
身体が変色し朽ちていく
奥:有為の奥山 今日越えて
△:ぐあああぁぁ!!!
奥:浅き夢見じ 酔ひもせず
△:ぁぁぁぁ…………
△△はその場で塵となり風に舞い消えていった
奥:……次会うときは善人でいてください
医療班!橋本先生を!
乃木魔法学校の戦い
△△ 対 奥田いろは
勝者 奥田いろは
つづく