見出し画像

『魔法・想像』#4

飛:6回戦始めっ!


○:飽きてきたな…

橋:まぁ、長いよね…ん?うん、はーいオッケー

○:何?急に

橋:伝令魔法が飛んできたからね~

○:ふーん

○○は立ち上がり林と五百城に近づく
何をするつもりか察した橋本

橋:え、○○マジで?

○:多少ね

橋:だったらさ、飛鳥との模擬戦やった時みたいに荒野
 に移動してくれない?

○:オッケー パチンッ

○○が指を鳴らすと荒野に全員が移動していた


飛:は?

○:さーて6回戦の相手はオレや
 7、8回戦のヤツらそれに暴れ足りんヤツらまとめて
 かかってこいや

飛:いやいやいやダメでしょ

○:オレが良しとすんねん!
 さ!来い!

林:やってみたい…

生徒達に緊張が走る
しかし、林の一言で生徒は勢いづく

賀:行くよ!
 斬撃魔法 《空斬り》!

賀喜遥香 斬撃魔法
斬撃を飛ばすことが可能になる魔法

○:ふむ、ん?

賀喜の斬撃は大地を割りながら○○へ向かう

避ける手段を選ぶ○○だが足が動かない
足元を見ると根のようなものが絡み付いていた
更に身体が重くなるように感じる


桜:植物魔法 《縛り樹》

一:重力魔法 《三十倍》

○:あらら
 せやけど、なんのこれしき

○○はブチブチと樹を引き抜き避ける

瑛:絵魔法 《水龍具現》

矢:桃色魔法 《桃色世界》!


○○の周りは桃色になり水龍も桃色になってしまう
矢久保は水龍の尻尾を掴み振り回しだす

矢:うおりゃああああ!!

○:マジかよ笑
 無茶苦茶な発想してんな笑
 ほな、しゃあない見せたろ

 金属魔法 《金剛鎧》
 さらに~
 付与魔法 《身体強化》パーンチ!

金/ア:え!?

桃色の水龍は一撃で粉砕されてしまう


矢:ピンクちゃんがぁ!

賀:あやめん!さくら!

筒:うん!

遠:光魔法 《4番目の光》

○:眩しっ、それ魔物特攻やろ!
 意味ないっちゅうねんな!

しかし、○○の後ろには既に賀喜と筒井が


○:いつの間に!?


筒井あやめ 転移魔法
どこにでも転移可能
距離に応じて魔力消費も上がる


賀:ゼロ距離の斬撃ならどう?
 斬撃魔法 《微塵斬り》!

○○は咄嗟に離れるが金剛の鎧がひび割れる

賀:ちぇ

筒:惜しかったね

?:魔力武術 破拳!

○:!?

○○は上空から突然の攻撃に咄嗟にガードするが鎧は砕ける


○:お前らがおるから荒野に飛ばさせたんか

山:正っっ解~!

山下美月 魔法なし
過去に松村から魔力武術を教わる


○:まとめて相手したらなアカンな
 光魔法 《聖なる光》!

○○が放つ光は7本に別れる


山:魔力武術 破拳!

遠:どうやって光魔法を…..?
 
林:考えてる場合!?瑛紗!
 模倣魔法 《絵魔法 アテナの盾》!



林瑠奈 模倣魔法
1つを除き、1度見た全ての魔法のコピーがいつでも可能
しかし50%の性能、威力しか発揮されない


瑛:はい!林先輩!
 絵魔法 《アテナの盾》!

弓:空間魔法 《歪曲》!

冨:記録魔法 《空間魔法 歪曲》!


冨里奈央 記録魔法
魔力で作ったカメラに収めた魔法を100%の性能、威力で扱える
しかしストックは10個かつ1度使ったものは無くなるため、再使用には撮り直しが必要



金:金属魔法 《金剛盾》!

……

各々が○○の魔法に対処し攻撃から互いを守る
それを見た○○は嬉しそうに微笑むのであった


○:……..やるやん





つづく

いいなと思ったら応援しよう!